初秋の花、名前のルーツ? |
更新日:2006年09月09日 | カテゴリー: 八ヶ岳日誌 |
朝夕、日毎に涼しくなり四季の森別荘地も、秋の訪れを知らせてくれる草花が咲いています、秋の花を代表する花の名前の由来を調べてみました。 コスモス(秋桜)→主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところから マツムシソウ(松虫草)→旅をする僧の持つ鉦(かね)の名でこの花の終わりかけたころの形が鉦の 形に似ていることから ワレモコウ(吾木香/吾亦紅)→「われもこうありたい」と はかない思いをこめて名付けられた ススキ(薄)→穂を動物の尾に見立てて、尾花とも呼ばれる事もある ツリフネソウ(釣船草)→花の形が帆掛け船を吊り下げたように見えるから ハギ(萩)→萩の咲くころ雌を呼ぶ雄鹿が鳴くので鹿鳴草の別名もある オミナエシ(女郎花)→昔、女たちの飯は粟とされていたので、オミナメシがオミナエシとなった オトコエシ(男郎花)→全体に毛があり草の形も男性的であることからオミナエシに対して オトコエシという ノアザミ(野薊)→「アザムクサ」がなまったもの「アザム」の意味はあざ向くことで、花が綺麗 なので手をだすと、とげが痛く、思わず顔をそむけてしまうことからだそうです クサフジ(草藤)→藤の様な花をつけるのでクサフジの名があるが、藤とは異なり上に向かって 花穂が伸びる。(よくにた花の種類に、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ他あり) 花のハンドブック持参で、別荘地やその周辺を散策しながら、ひっそりと咲く、野の花達を観察してみては如何でしょうか、思いもよらぬ貴重な草花との出逢いがあるかもしれません。
 キツリフネ(H18.8.4.撮影)
 ツリフネソウ(H18.7.31.撮影)
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八ヶ岳別荘地 四季の森 | H |
高原に群がる蝶「アサギマダラ」 |
更新日:2006年08月28日 | カテゴリー: 八ヶ岳日誌 |
約20年ほど前、身近に見る蝶に興味を持ち追いかけた時期がありました、そのキッカケになったのがアサギマダラでした。 6月の気持ちよく晴れ渡った休日、蓼科高原の山野草観察に一人山歩きの途中、道端に腰を下ろし一休みしていた私の目の前を フワリ フワリ と優雅に舞う変った色の蝶が近くの花に止まりました、そっと近寄って見ると今まで見たことも無い不思議な翅の色に見入ってしまい、帽子をとつて捕獲を試みましたが察知され、あっという間に一気に空高く舞い上がってしまいました。 蝶の翅を透して空が見えるような透き通った青色と後翅の自然の茶色が高い空の青に吸い込まれていくようで暫くの間感激し、高く滑空してゆく姿を仰いでいました、帰宅してから子供の昆虫図鑑でこの蝶をアサギマダラと知りました。 毎年、初夏から秋にかけて当地でも良く見かける蝶ですが9月頃は特に標高の高い山肌のヒヨドリグサに群がる姿をみることができます、オスのアサギマダラはヒヨドリグサで吸蜜することによりオスとしての成熟ができるようです。 その後寒くなる前に気流に乗って暖かい南を目指し、時には1ヶ月以上かけて1,000Km以上の長旅をして越冬地に到達するようです。 来年の6月ころには再び北上して元気な姿を見せてくれることでしょう。 今、私のデスクトップの背景には今年の若いアサギマダラの美しい姿が映っています。
 御小屋山の中腹に集まりはじめたアサギマダラ(H17.9.13撮影)
 ヒヨドリグサを吸蜜するアサギマダラ(四季の森こけもも平 H18.8.17撮影)
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八ヶ岳別荘地 四季の森 | Y |
ベニバナヤマシャクヤク開花 |
更新日:2006年07月12日 | カテゴリー: 八ヶ岳日誌 |
四季の森Kオーナー様別荘の裏庭の木影に大切に保護され今も尚自然のままに咲く「ベニバナヤマシャクヤク」、今年も可憐なピンクの花を見せてくれました。オーナーのK様から突然電話を戴き「今花が咲きそうだから見に来ませんか」との嬉しいお誘いに仕事を放り出し、カメラ持参で駆けつけました。趣味の写真はプロ級の腕前の奥様は不運?にも別荘竣工後7年間まだ一度もこの花とのご対面が実現していないとのこと、絶滅に近い希少種といわれる中で感激と同時に奥様に申し訳ない複雑な思いで10枚程シャッターを切りました 如何にも日本的な花で完全な開花は日中の一時、1〜2日で花は散り後には奇形とも言える4ケのサヤが十文字状に交叉した実をつけ秋にサヤが弾けて種子が落ち、2年目くらいに芽を出す不思議な花であり、残された自然を大切に思う昨今てす。
 野生のままに咲くベニバナヤマシャクヤク
 ベニバナヤマシャクヤク
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八ヶ岳別荘地 四季の森 | Y |
シジュウカラの子育て便り |
更新日:2006年07月11日 | カテゴリー: 八ヶ岳日誌 |
キセキレイの五ッ子ホーム(既報)から程近いイベント用テント下、ここがシジュウカラの子育てマイホームです、巣箱はゴールデンウィークのイベントとして「体験コーナー」でオーナー様方手作り品の 1ケですが、固定用の針金が切れてしまいオーナーのM様が直す為に一旦置いて行かれたものです、ーーーーが、その2〜3日後から巣作りが始まってしまい動かすことができなくなってしまいました、途中でカラスに攻撃され防護策として角材で囲い屋根を重くして保護しました。今では親鳥が交代で青虫などのエサ運びに大忙がしです、巣箱の中には羽の生え揃つたヒナが元気に鳴いています、子供達の巣立ちも真近くその瞬間が楽しみです。
 「マイホームは四季の森、テント下」
 「給餌の交代を待つ親鳥」
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八ヶ岳別荘地 四季の森 | Y |
セキレイが二度目の巣づくり |
更新日:2006年06月14日 | カテゴリー: 八ヶ岳日誌 |
センターの石垣に今年2回目の卵を産みました。最初に卵を産んだ巣には入らずに近くに巣をつくりました。(カラスや野良ネコなどの外敵から身を守るのに適しているようです) キセキレイの行動には色々な特徴がみられます。第一の特徴は、歩いているとき絶えず尾を振っていることです。頭部は動かさず足を軸にして体全体を上下に揺すっています。そのため、長い尾が特に大きく振れてみえるのです。第二の特徴は、鳴きながら波形を描いて飛ぶことです。林の中の水路上を飛ぶ時は「チチッ、チチッ」と少し警戒的な声を発して飛びます。池の面のような開けた上空を飛ぶ時は「チチン、チチン」と響いた声をだし、波形を描いて飛びます。
 五つ子セキレイの卵
 抱卵中の母鳥
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