梅雨まっただなかの八ヶ岳別荘地 「四季の森」 は、太陽の光とたっぷりの雨を授かった草木が天と地に枝葉をいっぱいに伸ばし成長の最盛期となりました。 梅雨の晴れ間、気温が20゜Cちかくに上昇しますと万緑の山一斉に 「エゾハルゼミ」 が鳴き始めます、八ヶ岳山麓、諏訪地方には10種類のセミが生息していますがそのうちの一種類です、体長は3.7センチほどの小型種のこのセミは、気温と湿度、及び一匹の鳴き声に反応し一斉に鳴きだす習性があります。 セミの抜け殻を別荘の軒近くに良く見かけますが、セミの幼虫は数年を土の中で過ごして地上に出て成虫になります、わずか数日でこの世を去って逝く淋しい運命でもあります、耳を澄ませて聞くと鳴き声は 「ミョーキン・ミョーキン」 とユニークですが、毎年この時期八ヶ岳山麓に夏を告げる楽しい歌声です。
参考文献 信濃教育会発行 「諏訪の動物たち」
 梅雨晴れ間の 「四季の森販売管理センター」 7月1日撮影
 エゾハルゼミ
 エゾハルゼミの抜け殻
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