四季の森ニュース
ヤドリギ
- 更新日2020年03月13日
- カテゴリ四季の森だより
おはようございます。
今朝の四季の森はそれほど冷え込みませんでした。
販売管理センター 5℃ 9:00現在
こけもも平(1500m)観測データ -3℃ 2:00現在 ※本日の最低気温
朝から晴れていますが、今日は薄い雲が広がっています。
さて、昨日のことになりますが、
八ヶ岳自然文化園から八ヶ岳中央農業実践大学校までの白樺並木を通ってみました。
白樺の木にはたくさんのヤドリギがついていました。
人もいない静かな場所だったこともあり、おとぎ話の世界へ迷い込んでしまったかのようでした。
ヤドリギは常緑性の低木で、地表に生えることはなく、
他の樹木の枝や幹に根を差し込んで水や栄養を横取りする寄生植物です。
ケヤキやエノキ、サクラ、ナラやブナそしてシラカバなどの落葉樹に多く寄生します。
ヤドリギの実は粘り気のある透明な果肉に包まれ、その実を鳥が食べると消化されずに糞と一緒に出てくるのですが、
果肉のネバネバが糸のように伸びて木にぶら下がり、近くの枝にくっつくなどして繁殖していきます。
ヤドリギは、リースなどにも人気で、ヨーロッパでは癌の治療薬などにも使われているのだとか。
ヤドリギの花言葉は「困難に打ち勝つ」とか「忍耐」だそうです。
落葉樹が葉を落とした後も緑を絶やさず冬に花を咲かせ実をつける生命力が花言葉の由来でしょうか。
白樺林の雉
昨日は夕方まで晴れていたので、夕日がきれいに見えました。
明日は天気が崩れるようです。
原村は朝から昼頃まで湿った雪が降るとの予報ですので、お車の運転などご注意下さい。
今朝の八ヶ岳