四季の森ニュース
人日の節句
- 更新日2021年01月07日
- カテゴリ四季の森だより
昨日から天気予報で、大荒れになるという報道がされていたので、今日はどんな天気になるのか心配でした。
朝は、雲が広がり日射しも少なかったのですが、晴れているところもあって、
午前中は時折日が射しました。
こけもも平の今朝の最低気温 -6.8℃ 6:50観測
今朝の八ヶ岳
雲は広がっていましたが、まだ山頂は見えていました
西山方面
こちらも山頂に雲が広がってきていました
富士山方面 左側の光は太陽です
裾野だけが見えていました
さて、今日は七草ですね。皆様、七草粥は食べましたか。
左からゴギョウ、ホトケノザ、セリ、スズナ、スズシロ、ナズナ、ハコベラ
今では、パック詰めされた七草がスーパーなどで手に入るようになりとても便利なのですが、
日本では古来より、年の始めに野に出て、芽を出し始めた草を摘み取る「若菜摘み」が行われていました。
小倉百人一首にもありますが、
「君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ」(古今和歌集)と歌われているように、
とても特別な行事であったようです。
そして、1月7日は「人日の節句」です。
季節の変わり目の特定の日に、神様に供物を供えて祝う日を節句と呼びますが、
節句の中で特に重要とされるのが「五節句」で、1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、
7月7日(七夕)、9月9日(重陽)があります。
古来から中国では正月1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、
5日を牛の日、6日を馬の日として、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていました。
また、7日を「人の日」として、犯罪者に対する刑罰も行わないことにしていたようです。
こうした事に加え、中国では7日に、その年に採れた若菜を ’あつもの’(スープ)にして食べる風習が古くからあり、
また日本の宮中で1月15日に7種類の穀物の粥を食べて五穀豊穣を祝っていた風習とが融合し、
現在の七草粥として伝わっているのだそうです。
七草は野草ですから、正月に7種類の若菜を摘むことがかなわなかった地域では、
ネギやダイコンの葉を入れたり、漬物の青い葉を使ったり、小松菜を入れたりすることもあったようです。
また、人日の節句は江戸時代に正式な行事として制定されたため、
七草の調理作法などもきちんと決められていたんだそうです。
今でも伝統として行われているところもあるのでしょうね。
七草粥
四季の森周辺は午後になり、雲が急に広がってきて雪が舞っています。
強く降ったり弱くなったりを繰り返しています。道路も濡れ始めています。
明朝は、積雪の可能性もあります。風も強くなるとの予報ですので、
倒木や落枝にもご注意下さい。
販売管理センター -1℃ 14:40現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -5.6℃ 14:40現在
今日のセンター 14時40分撮影
夕方になり、雪が積もってきました。
以下の画像は16時撮影です。
青空も少し出ているのですが、一面真っ白です。
車のウィンドウも真っ白