四季の森ニュース
福寿草
- 更新日2021年02月09日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は放射冷却で厳しい冷え込みになりました。
立春を過ぎると、暖かかったり、寒かったり気温の変動が激しく、身体がついていくのが大変です。
昨日よりは風も強くないので、穏やかで過ごしやすいといいのですが。
こけもも平の今朝の最低気温 -13.1℃ 7:20観測
午前中は気温があまり上がらず、事務所内にいてもとても寒く感じます。
今朝は、立沢大橋を入れて八ヶ岳を撮影してみました。
寒気の影響で山頂は雪でしょうか。右端は富士見高原スキー場です。
太陽が雲に隠れていたので、余計に寒く感じました。
西側はこんなにスッキリ晴れているですが。
今朝の富士山
今日もまるやち湖に立ち寄りました。
今日も真っ白な公園内です。
こんなに寒くても、お散歩をしている方々がいるんですよ。すごいですね。
まるやち湖の駐車場を見ますと、うっすら雪が積もっています。
どうやらまた雪が降ったようです。
四季の森も積雪していました。1㎝にも満たない程です。
駐車場の白いラインも透けて見えていますね。
ただ、こけもも平別荘地は多いところで10㎝ほど積雪していたため、今日も午前中に除雪を行いました。
さて、立春を過ぎまして、何か春らしい被写体はないかと周辺を見回しながら通勤しているものの、
なかなか見つけることができなかったのですが、今朝見つけました。
フクジュソウ
霜も降りている南傾斜の土手に咲いていました。
朝でしたので花は開いていませんでしたが、黄色の色合いが春を感じますね。
フクジュソウは、キンポウゲ科の多年草です。
黄金色の花とその名がおめでたいことから、新年の季語になっているフクジュソウですが、
旧暦の正月頃から咲き始めるのため「元日草(ガンジツソウ)」「朔日草(ツイタチソウ)」とも呼ばれます。
江戸時代には、一番に春を告げるという意味で「福告ぐ草(フクツグソウ)」という名が使われていましたが、
語呂が悪かったため、「寿」と差し替えられ、「福寿草」となりました。
フクジュソウは開花期が長く、「寿」の文字は長寿という意味もあるので、それが定着したようです。
フクジュソウの属名はアドニス(adonis)ですが、アドニスはギリシャ神話に登場する美少年の名前です。
狩りで命を落とした美少年アドニスの血から赤い花が咲いたという神話が属名の由来になっています。
日本ではアドニスの血から咲いた花はアネモネだと言われることが多いのですが、
当時、西洋のフクジュソウは赤色の品種が主流だったのですが、日本ではほとんどが黄色い花だったため、
神話の翻訳の際に同じキンポウゲ科の「アネモネ」と訳されてしまったのではないかとも言われています。
また、フクジュソウは江戸時代から多数の園芸種が作られるようになり、赤や緑色の花を咲かせる品種もあるようです。
今朝はとても寒かったのですが、花を見つけて暖かな気持ちになりました。
一歩ずつ春は近づいていますね。
販売管理センター -2℃ 14:10現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -4.3℃ 14:10現在
今日は、センター付近でも真冬日です。
晴れているので、暖かそうだと思って外に出ると、風がとても冷たいです。
そして、明朝も今朝と同じくらい冷え込むようです。どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター 14:15撮影