四季の森ニュース
初午いなりの日
- 更新日2021年02月11日
- カテゴリ四季の森だより
今朝はそれほど冷え込まなかったかなと思えたのですが、
観測データを見ますと、二桁にはならないもののそれなりに寒い朝だったようです。
今朝は風がなかったので体感温度がそれほど低くならなかったためかもしれません。
こけもも平の今朝の最低気温 -7.1℃ 7:40観測
今朝の八ヶ岳
朝はまだ雪雲がかかっていました
今朝の空は霞んでいました。春霞ですね
富士山も晴れているのですが、薄っすらと見えるだけです
花粉もそろそろ飛び始めているようです。
花粉症の方はご注意下さい。
そして今朝四季の森周辺は、
また少し雪が降ったようです。
積雪というほどではありませんが、路面が白くなっています。
さて、今日は建国記念の日ですね。
建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として1966(昭和41)年に定められました。
史実に基づく建国日とは関係なく、建国されたという事実を祝うという考えから、「記念日」ではなく「記念の日」とされています。
そして、2月11日は「初午(はつうま)いなりの日」なのだそうです。
「初午」とは、2月に入り最初に迎える「午の日」のことです。
ちなみに今年の初午は2月3日で立春の日と同じでした。
初午は、お稲荷さんの総本山である「伏見稲荷大社」に農耕を司る神様が降りてくる日とされ、
全国に五穀豊穣、商売繁盛を祈る「初午祭り」が広まりました。
「稲荷」は「稲生り」に由来し、農村では「稲荷神」を祀ってお供え物をして、山から田の神を迎え、
キツネは田んぼの害獣であるネズミを捕らえることから、稲荷神のお使いだとされていました。
初午は1年で最も運気が高まる日とされ、稲荷神社のお使いであるキツネの好物の油揚を使った
おいなりさんを食べると福を招くとされています。
「初午いなりの日」は、全日本いなり寿司協会が、この「初午いなり」を知ってもらうため、
初午となる日に近い国民の祝日と同じ2月11日に登録し、日本記念日協会で認定されたものです。
このおいなりさん、実は関東と関西では形が違いがあるのをご存じでしたか。
関東では豊作を意味して米俵に似せて俵型に、関西は稲荷山やキツネの耳に見立てて三角形になるそうです。
いなり寿司の形に違いがあるのは知っていたのですが、地域性のあるものだったのですね。
関東いなり 関西いなり
初午の行事食としては他にも、養蚕の盛んな地域では繭の形の「初午団子」、
北関東では「しもつかれ」、奈良県では旗を巻いた棒の先にあめをつけた「旗飴」などがあるそうです。
恵方巻も節分の行事食ですが、食べ物で行事を楽しんでみるのもいいですね。
さて、今日は穏やかで暖かな日になりそうだと思っていたのですが、
プラスの気温にはなってはいるものの、日中も意外に風が強く、外に出ると体感気温が低いです。
事務所内から外を見ると、日射しがポカポカ暖かく見えるのですが。
販売管理センター 4℃ 13:40現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 2.7℃ 13:40現在
今日のセンター 14時頃撮影
風で松は大きく揺れています