四季の森ニュース
寒天の日
- 更新日2021年02月16日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、真冬の寒さに戻ってしまった四季の森です。
昨日心配していた道路の凍結は、日影や水溜まりなど限られていてホッとしました。
ただ昨晩からの強風で、落枝があちこちで見られましたが、
別荘地内では、特に倒木等は発生しておりません。
また、朝は少し吹雪いたりしていたのですが、積雪するほどではありませんでした。
こけもも平の今朝の最低気温 -4.1℃ 7:00観測
今朝の八ヶ岳
立沢大規模水田地帯は、さえぎるものがないのでとても風が強く、強風で雪が路面を漂っていました。
富士見パノラマスキー場方面
さて、今日は「寒天の日」です。
茅野市の名産品は、角寒天(棒寒天)です。
NHK「ためしてガッテン!」の番組で、寒天には、血糖値や血圧等の数値を下げるのに有効な食品だと取り上げられたため、
その放送日を「寒天の日」として、茅野商工会議所と長野県寒天水産加工業協同組合とで定めました。
12月初旬から始まっていた寒天製造は、2月中旬にはほぼ終了していますが、
今年は早くから寒さが継続したため、寒天製造は順調で品質もよいということです。
長野日報 2月14日記事
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今日は、「寒天の日」で、給食で寒天メニューを提供する学校も多く、原小学校では「牛乳かん」が出されるそうです。
牛乳かんなど寒天で固めた料理を、諏訪地方では「天寄せ」と呼びます。
「天寄せ」は諏訪地方のソウルフードで、冠婚葬祭などでは欠かせない1品です。
昔は砂糖を入れただけの無職透明なものだったのですが、色をつけたり、くるみや豆腐や溶き卵を入れたり
「手前天寄せ」と呼ばれるほど、それぞれの家庭ごと中に入れる具材も変わってきます。
塩ようかんにも角寒天が使われます
寒天の最大の特徴は、なんといっても食物繊維の豊富さです。
乾燥状態では80%を超えるほどの食物繊維を含み、あらゆる食材の中でも抜群の含有量を誇っています。
また、食物繊維には水溶性と不溶性の2種類ありますが、寒天にはその両方が含まれているんですね。
そのため、腸の動きを活発にするので、美容と健康によいと言われています。
実際に寒天を摂取し、コレステロール値や血糖値などの改善が実証されていますが、
寒天の摂取を止めてしまうと、1ヶ月ほどで元の数値に戻ってしまうようなので、
日常的に摂りたい食品ですね。
長野県寒天水産加工業協同組合のホームページには、寒天のレシピが多く掲載されていますのでご活用下さい。
長野県寒天水産加工協同組合 → こちら
茅野市宮川にある寒天蔵
寒天製造が盛んになった際、原材料や製品を保管しておく収納場所が必要となったため
製糸業が衰退しつつあった岡谷から、繭を保管するための繭蔵がいくつも茅野へ移築されました。
この蔵もそのひとつです。立派な建物ですね。
現在は寒天蔵としての役目は終えてしまいましたが、地元商業会の方々の手で多目的ホールとして生まれ変わり、
寄席やコンサートなどのイベントが行われています。
今朝のまるやち湖の様子です。
駐車場から見た空
午後になり、風は強いままですが、安定して日差しが届くようになりました。
ただ、強風で体感温度は低いです。
風が収まってくれるといいのですが。
販売管理センター 1℃ 14:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -1.5℃ 14:00現在
昨日までの暖かさから一転、今日は真冬日のこけもも平です。
今日のセンター