四季の森ニュース
道真忌と梅の花
- 更新日2021年02月25日
- カテゴリ四季の森だより
天気予報通り、今朝は冷え込みました。
朝は冷たい風が吹いていたのですが、日中は風も収まり、
ポカポカと暖かな陽気になっています。
こけもも平の今朝の最低気温 -10.4℃ 6:20観測
久しぶりに2桁の冷え込みでした。
カメラを持って外にいると、だんだんと指先の感覚がなくなってきます。
今朝の八ヶ岳
だいぶ雪が少なくなってきました。
今朝は雲もなく北アルプスもくっきりと見えます。
富士見パノラマスキー場
アップして見ますと、雪が少なくなり、山肌が見えてきていますね。
さて、今日は道真忌です。
平安時代中期の学者であり政治家でもあった菅原道真公の命日です。
道真は、忠臣として名高く、宇多天皇や醍醐天皇に重用され、右大臣という要職にまで昇ったのですが、
藤原氏をはじとする勢力の陰謀によって大宰府へ左遷され、59歳で亡くなりました。
道真が亡くなった後、天変地異が多発したことが祟りとされ、これを鎮めるために
北野天満宮や太宰府天満宮などが造られて祀られ、学問の神様として今でも親しまれています。
そして、道真といえば梅。京の都を去る時に詠んだ歌、
「東風吹かば 匂いをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は有名ですね。
その梅が、一晩にして道真が住む屋敷の庭に飛んできたという「飛梅伝説」もよく知られています。
まだまだ寒く、梅の花はまだ咲いていそうにないと思っていたのですが、
井戸尻史跡公園に出向いたところ、紅梅が咲いていました。
まだ花はまばらですが、春らしいですね
公園は南傾斜で暖かいんですね
八ヶ岳(編笠山)と史跡公園
八ヶ岳の反対側には甲斐駒ヶ岳が見えます
万葉集に詠まれている梅は、ほとんどが白梅のことなのだそうですが、井戸尻史跡公園には白梅は咲いていませんでした。
京都の北野天満宮には道真ゆかりの梅が1500本が植えられており、道真忌のこの日に「梅花祭」が行われます。
井戸尻史跡公園の近くの木には、
スズメが枝にとまり暖をとっていました
今朝は寒い朝でしたから、活動するにも暖まらないといけませんね
センター前のシラカバです
朝日を浴びたシラカバの白色が浮かび上がって、青空とのコントラストがとても美しいです。
枝が千手観音のようですね。
今日は天気が下り坂で、昼過ぎから薄い雲が広がり、風も出て気温も下がってきました。
今のところまだ青空も見えており、日差しはあります。
今日は雨や雪が降ることはないようです。
販売管理センタ ー7.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 3.3℃ 14:50現在
今日のセンター
薪ストーブ
今朝は薪ストーブがありがたいです