アルピコグループの組織再編 ならびにグループ会社の商号変更に関するお知らせ

プレスリリース

アルピコグループ(持株会社:アルピコホールディングス株式会社、長野県松本市、代表取締役社長:曲渕文昭)は、2022年4月1日付で、グループ傘下事業会社の組織再編を行います。
社会全体の行動変容や事業環境の変化に対して、アルピコグループは2021年に策定した中期経営計画「Change & Challenge 2023」において、3つの基本方針「大胆な構造改革による生産性の向上」「新たな事業価値の創造と実践」「企業文化の変革」を掲げ企業価値の向上に取り組んでおり、経営基盤強化の一環として、グループの総合力を発揮できる体制への変革を図ります。

1.再編の目的
当グループは信州を基盤とする生活関連総合サービスグループとして、主に交通、流通、観光の3事業を展開しており、前述の3つの基本方針を実現し地域とお客様に貢献するのに相応しい運営形態を模索しております。この度の再編により、(1)事業ごとの経営方針をより明確にし、事業の専門性と一体性を高めること(2)組織体制を見直すことでより簡素で効率的、合理的な事業運営に変革すること、を目指します。

2.再編の概要
(1)東洋観光事業株式会社のホテル事業、蓼科リゾート事業2社分割と商号の変更
顧客層や事業内容の異なるホテル、蓼科リゾートの2事業を会社分割によりそれぞれ独立した企業体とし、事業特性に見合う組織体制に変革します。同時に社名を変更することで企業ブランドをより明確にし、お客様にその価値を訴求してまいります。

(2)アルピコタクシー株式のアルピコホールディングスからアルピコ交通への移転
交通事業を一体の事業グループに再編し、両社で行っている乗合、貸切事業などの役割分担と間接部門を含めた経営資源の共有を進めます。また近年県内各地で進行している地域公共交通改革や次世代交通技術の進展に対して、交通事業の2社が一体となり参画する体制を確立します。

(3)アルピコ交通蓼科高原別荘地事業の会社分割
アルピコ交通の関連事業として運営する当該事業を分社化し独立採算化させるとともに、近年成長しているアウトドアや移住マーケットでの事業拡大に専門性をもって取り組みます。
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3.東洋観光事業株式会社の分割内容
蓼科リゾート事業を承継会社(存続会社)、ホテル事業を分割会社(新設会社)とする会社分割を行います。新設となるアルピコホテルズ株式会社は東洋観光事業株式会社のホテル事業に関わる資産および権利義務を承継します。また存続する東洋観光事業株式会社はアルピコリゾート&ライフ株式会社に商号変更します。
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4.アルピコタクシー株式のアルピコホールディングスからアルピコ交通への移転
アルピコホールディングス株式会社の保有するアルピコタクシー株式会社株式をアルピコ交通株式会社に移転し、アルピコ交通の100%子会社とします。なお、本移転による会社内容(商号、代表者、事業内容、所在地等)の変更はありません。

5.アルピコ交通蓼科高原別荘地事業の会社分割
アルピコ交通が運営する蓼科高原別荘地事業を分割し、アルピコ交通の100%子会社としてアルピコ蓼科高原リゾート株式会社を新設し、当該事業に関わる資産および権利義務を承継します。
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以 上

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