四季の森ニュース
お彼岸とヒガンバナ
- 更新日2020年09月19日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雨上がりでどんよりとしていたのですが、
徐々に天気は回復してきました。
今朝の八ヶ岳 山は見えますが雲が広がっていました
ソバの花も終盤になっています。
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さて、今日は彼岸入りですね。
お彼岸は、日本の雑節のひとつで、春分の日、秋分の日を中日とした前後7日間のことです。
彼岸という言葉は元々仏教の言葉なのですが、
サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳「到彼岸」を略した言葉であるとされています。
煩悩と迷いの世界「此岸(しがん)」から、悟りの世界「彼岸」へ到達することなのだそうです。
また、春分の日、秋分の日は、「国民の祝日に関する法律」によって祝日と決められています。
その目的については、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、
そして秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」と定められているようです。
そして、お彼岸といえばヒガンバナ。
お彼岸を知っているかのように、毎年お彼岸の頃に花を咲かせますね。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。
ヒガンバナは花全体にリコリンなどの有毒のアルカロイドをもっており、毒は特に球根に多く含まれていますが、
食糧難の戦時中などには、毒抜きをしたヒガンバナの球根が貴重なエネルギー源とされました。
また、ヒガンバナが田畑の土手やお墓でよく見られるのは、モグラなどの掘り返しを防ぐために植えられたのだそうです。
別荘地内でも白いヒガンバナを見つけました。
お彼岸は日本独特の行事で、他の仏教国にはないのだそうです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、過ごしやすい気候を迎え
「自然の恵みに感謝し、先祖をうやまい、供養する」という行事が日本に定着してきたのですね。
今朝、自宅でみつけたアマガエルです。
淡い緑色の発泡スチロールの上が、落ち着くのでしょうか。
さて、今日から4連休の方も多いのではないでしょうか。
感染予防対策をしながら、どうぞ楽しい休日をお過ごし下さい。
午後になり気持ちのよい青空が広がってきました。
行楽日和です。
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