四季の森ニュース
弥生
- 更新日2021年03月01日
- カテゴリ四季の森だより
今日も暖かな陽気が続いています。
今朝の空は霞がかって、春らしい光景になっていました。
こけもも平の今朝の最低気温 -4.3℃ 4:00観測
今朝の八ヶ岳
今朝の富士山
霞と一緒に雲も出ていました
富士見パノラマスキー場
先週の土曜日頃から造雪が行われなくなったようで、夜間照明が消えました。
帰宅時の見慣れた風景だったので、少し寂しい感じがします。
さて、今日から3月です。
和風月名の「弥生」は、もともと3月を意味する言葉として使われていましたが、
新暦になってからも3月を表す月名として使われています。
女性の名前にも使われたりしますし、3月らしくやわらかな響きの月名ですね。
旧暦の3月は、今でいう3月後半から5月上旬頃にあたり、
「木草弥や生い茂る月(きくさいやおひづき)」が短くなったものが名前の由来と考えられています。
「弥生」は「いやおい」と読まれていましたが、次第に「やよい」へ変化していったとされています。
「弥」には「ますます、いよいよ」、「生」には「生きる、命」といった意味があり、
これを繋げ「草木がいよいよ生い茂る」ということになるようです。
また、弥生と聞きますと、もうひとつ「弥生時代」を思い浮かべる方もいらっしゃいますよね。
弥生時代の「弥生」は、月名とは関係なく、
弥生式土器が初めて発見されたのが東京都文京区弥生町だったため、その地名から名付けられているそうです。
ただ弥生町という地名は、その昔に弥生という季語が使われた和歌から名付けられたそうなので、
弥生という月名とは全く関係がないわけではないのかもしれないです。
元をたどると何かしら結びついているのかもしれませんね。
昨日の夕方は薄い雲が空全体に広がってきたのですが、
その雲が夕日に染まり、とても美しい夕焼けをみることができました。
画像ではなかなか目で見たような色が出なかったのですが、
紫色とも桃色とも言えないような色調で、春らしさを感じる夕焼けでした。
今日も同じように薄い雲が広がってきています。夕焼けはどんな色になるでしょうか。
そして、紅梅はどれくらい咲いたのか気になり、今朝も井戸尻史跡公園へ立ち寄ってみました。
駐車場近くの畑にはオスのキジたちがいました。
キジはツガイでいたり、単独でいるのはよく目にするのですが、オスだけのグループというのが不思議で調べてみたところ、
キジは、繁殖期でない時期は、メス・オス別々の群れで行動しているのだそうです。
今は繁殖期ではないのですね
そして、梅が咲いているところに向かって歩き始めると、
シラサギが何羽も日光浴中でした
井戸尻史跡公園には湧き水はあるのですが、エサになる魚とかいるんでしょうか。気になります。
シラサギも日差しを浴びて暖まってから活動するようです。
結局、シラサギがいる場所を通らないと紅梅が咲いているところまで近づけなかったため、
花の撮影はおあずけになりました。
今朝のまるやち湖の様子です。
まだ全面結氷しています。
日中はお散歩には最適な陽気だったでしょうね。
明日は朝から雨で、夕方には雪かみぞれに変わってくるとの予報です。
雪にならないといいのですが。
春は、晴れが長続きしませんね。
販売管理センター 11℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 9℃ 15:00現在
今日のセンター
センター東側にはまだこんなに雪があります