四季の森ニュース
発火雨(はっかう)
- 更新日2024年04月03日
- カテゴリ四季の森だより
朝はまだ雨が降っていませんでした。
気温は朝としては暖かく、こけもも平の今朝の最低気温は6.6度(6時10分)でした。
朝が暖かいとありがたいですね。
朝はまだ眺望もありましたが、徐々に天気は下り坂です。
八ヶ岳 まだ雲は髙く雨は落ちてきていませんでした
入笠山方面
北アルプスは見ていましたが非常にぼんやりしていました
日当たりのよい田んぼの土手にはヒメオドリコソウが群生し、花を咲かせ始めていました
ヒメオドリコソウは道端でよく見かける植物ですが、
明治の中頃に日本に入ってきたヨーロッパ原産の帰化植物です。
同じシソ科で日本の在来種の「オドリコソウ」と花のつき方などがよく似ていたのと
小型であったことから頭に「ヒメ」をつけて和名が付けられました。
「オドリコソウ」というのは、笠をかぶった踊り子に見立てて名付けられているようです。
まるやち湖
カルガモ
ペンションビレッジ内で、
アオゲラを見つけました
暖かくなり鳥たちも活動が活発になっていますね
朝は雨が降っていなかったのですが、
9時半を回ったころからポツポツと雨が降り始めました。
それほど強い降りではありませんが、時折本降りの時間帯もあります。
明日は二十四節気の「清明」ですが、
春分から清明の頃にやわらかく降り注ぐ雨を「発火雨(はっかう)」といいます。
この時期の雨は、植物にとっての恵みの雨になり、
ひと雨ごとに緑が目立つようになっていきます。
また、「清明」の頃に吹く風を「清明風(せいめいふう)」と呼びますが、
南東から吹いてくる穏やかな風のことを指しています。
この「発火雨」と「清明風」は、春がやってきたことを私たちに知らせてくれるものでもあります。
「発火雨」は、桃の花に降る雨「桃花の雨(とうかのあめ)」が、
遠目で見ると火を発しているように見えることから名付けられたそうです。
今日の別荘地内です。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
センター入口
ふきのとうがたくさん出ていました
午後も雨が強くなったり弱くなったりを繰り返しています。
朝は暖かでしたが、日が差さないので日中は肌寒い陽気になっています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 9.3℃ 8時台
今日の最高気温は朝観測となりました。
日中は5度台で推移し、少しずつ下がっています。
雨は未明で上がる予報ですが、午前中はすっきりしない天気となりそうです。
今日のセンター 13時過撮影
通勤途上ではダンコウバイが咲いていました
四季の森周辺で咲き出すのももうすぐでしょうか