四季の森ニュース
春霞
- 更新日2020年03月19日
- カテゴリ四季の森だより
春霞の本日、朝からぐんぐん温度が上がっている四季の森です。
こけもも平の観測データによると、12時現在12℃を記録しています。
今朝の八ヶ岳
富士山は霞んでいます。
これから遠くの山々がくっきり見える日は貴重になってきます。
春になると、植物の蒸散が活発になるなど大気中の水蒸気の量が増え、微細な水滴が空気中に漂い、
気温差の大きい、風の弱い日に遠くの景色が霞んで見えるのが春霞です。
その他、春頃は低気圧が発達しながら本州付近を通過するため、それに伴って大陸から黄砂が飛来し
霞(かすみ)となる場合があるそうです。
また、霞(かすみ)とは昼間の呼び方で、夜は朧(おぼろ)と変わります。
確かに、朧月(おぼろ)というのは春の季語ですよね。
八ヶ岳連邦(茅野市玉川付近より撮影)10:00頃
蓼科山と北横岳
黄砂など今ではやっかいものですが、、霞も朧も昔から日本人は風物としてとらえ楽しんでいました。