四季の森ニュース
黄砂
- 更新日2020年05月13日
- カテゴリ四季の森だより
おはようございます。
今朝は晴れているのですが、黄砂で霞み、風も強めに吹いています。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
甲斐駒ヶ岳方面
今日は、洗濯物は室内干しのほうがよさそうですね。
黄砂はゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの東アジア砂漠地帯や黄土地帯から、
強風で吹き上げられた多量の砂塵が上空の偏西風によって運ばれてくる現象です。
春の風物詩とはいえ、車に堆積したり、洗濯物に付いたり、アレルギーが起こってしまうことも。
花粉より粒子が小さく、ザラついているので衣類に入り込むと除去するのは容易ではないようです。
車のボディも安易に拭き取ると傷ついてしまいますしね。どうぞご注意下さい。
今日の12時の黄砂の予測です(気象庁発表)
さて、今朝立沢の大規模水田地帯で栽培されているのを見かけました。
なんだと思われますか?
別荘地内でも栽培されている山荘がありましたので、お分かりになる方もいらっしゃいますね。
「ルバーブ」です。なかでもこれは「赤いルバーブ」になります。
ルバーブは、シベリア南部が原産とされるタデ科ダイオウ属の食用品種です。
独特の酸味があり、ビタミンCをはじめとしたビタミン群が豊富のほか、カリウム、葉酸、食物繊維が豊富に含まれています。
特に赤いルバーブには、目に効能があるとされるアントシアニンも含まれていて、春より秋のほうが赤い色が濃く出るような気がします。
一見フキのようですが、加熱すると短時間で溶けてしまうため、ジャムなどに加工されることが多く、
ウェーブした葉には毒性があって食べられないので、農産物直売所などでは茎部分だけで販売されています。
画像では花が上がってきているのが見えますが、白い穂状の花を咲かせます。
農園などでは、株を充実させるため花を摘み取る作業も行われます。
富士見町は「赤いルバーブ」を特産品にしていますので、ジャムだけでなく、赤いルバーブソフト、ルバーブカレー、ジェラート、焼き菓子などさまざまな商品を考案しているようです。皆様もぜひ味わってみて下さい。
今朝、樅の湯付近で撮影しました。
八重ヤマブキ