四季の森ニュース
シンジュ(神樹)
- 更新日2020年07月20日
- カテゴリ四季の森だより
今日は晴れていたのですが、だんだんと雲が広がってきました。
お昼現在、薄日も射していて、まだ雨が降ってくるような感じではありません。
昨日は久しぶりに晴れて、気温も上がりましたが、
今日はそこまでは上がらないと思われます。
今朝の八ヶ岳
西山(入笠山)方面
立沢大規模水田地帯のヒマワリ
さて、我が家の近くに空き家があり、その敷地に毎年この時期になると、
赤い花なのか実なのかとても目立つ樹木があります。
遠目には花が咲いているように見えます。
ずっと何の木なのかわからないまま過ごしていましたが、調べてみたところ、
ニワウルシであることが判明しました。赤くなっているのは花ではなく種(実)になります。
ニワウルシは、中国原産とするニガキ科ニワウルシ属の落葉高木で、高いものでは樹高が20mにもなるそうです。
大気汚染や病害虫にも強い、強健の樹木です。
漆塗りの原料にもなるヤマウルシに似ている葉を持ちながら、樹液にかぶれる心配がなく、
安心して庭に植えられるということで名付けられているようです。
ニワウルシは、別名シンジュ(神樹)と言われるのですが、
これは欧州ではこの木が「Tree of Heaven」と呼ばれていたことによります。
また養蚕が盛んな時代には、シンジュサン(神樹蚕)が葉を好んで食べたことから、
ニワウルシが全国各地で栽培されるようになったのだそうです。
6月頃細かな白っぽい花を咲かせ、
実ができ始めの頃、このような赤みを帯びるようです。
モミジと同じで、風に乗って遠くまで種を運ぶ翼果なんですね。
※群馬県では危険外来種に指定されている樹木です。ご注意下さい。
さて、スタッフの自宅で巣作りしていたツバメのヒナが巣立ったと以前お伝えしましたが、
我が家にもツバメが来ていました。
ヒナが物干竿に留まっています。
家の中から撮影したのですが、カメラ目線?
そこへ親鳥が餌を持って現れ、順番に与えています。
我が家には巣はないのですが、巣立ったヒナが親鳥から餌をもらいながら、飛ぶ練習をしているようです。
撮影から1週間ほど経ちますが、もう物干竿には来なくなりました。
自分で餌をとれるまでに成長したのでしょうか。
今日別荘地内で見つけた植物です。
ニワナナカマド アケボノフウロ
リシマキア ノイチゴ
ヤマアジサイ オカトラノオ
ルリタマアザミ ブッドレア
ヒョウタンボクの実 ラベンダー
ヤブカンゾウ ノアザミ
今日のセンター
ヤマウドの花