四季の森ニュース
オーニソガラム
- 更新日2020年08月25日
- カテゴリ四季の森だより
このところ、夕立もあり、朝晩はひんやりした気温になってきました。
暑いと言っていましても、お盆を過ぎると、秋を感じるようになりますね。
今朝の八ヶ岳 雲が広がっていて山頂はほとんど見えませんでした
西山方面も雲が多めでした
販売管理センター 31℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.2℃ 14:50現在
さて、数日前のことになりますが、原村の畑で珍しい花を見つけました。
見たこともないような花だったので、数日ネットや図鑑で調べてみたところ、
オーニソガラムのサンデルシーという品種ではないかというところまでたどり着きました。
オーニソガラムは、ユリ科オーニソガラム属(ヒアシンス科で分類される場合もあります)の球根植物です。
ヨーロッパや南西アジア、また南アフリカが原産です。
種類によって花姿が異なり、ヨーロッパやアジア原産種は耐寒性、南アフリカ原産種は非耐寒性など、
100種類を超える仲間をもつ大きな一属になっています。
明治末期頃から渡来していたものの、あまり知られることがなかった球根植物でしたが、
近年、切り花が輸入されるようになり、ウエディングやアレンジメント用に人気が高まっているようです。
オーニソガラムには、サンデルシー、ダビウム、アラビカム、シルソイデスと大きく分けて4種類があるようなのですが、
秋植え春咲きの種類が多いオーニソガラムの中で、サンデルシーは春植え夏咲ききなりますので、
原村の畑に植えられていたのは、やはりサンデルシーのようですね。
南アフリカ原産種のため耐寒性はあまりないようですが、冬に球根を掘り上げてしまえば原村でも大丈夫そうです。
畑で栽培されていたサンデルシーは、出荷には遅いようなので、観賞用かもしれませんね。
オーニソガラムは、英名でキリストの誕生の夜に光輝いたといわれている「ベツレヘムの星」(スター・オブ・ベツレヘム)
と呼ばれます。
今朝のまるやち湖
水辺にエゾミソハギが咲いていました
サワギキョウも見頃です
今日のセンター
ママコノシリヌグイ