四季の森ニュース
カタツムリ
- 更新日2020年09月26日
- カテゴリ四季の森だより
おはようございます。
今朝は深い霧に包まれている四季の森です。
鉢巻道路
弱い霧雨も降っており、気温が上がらず、今日も寒い1日になりそうです。
ということで、今日は八ヶ岳の姿をとらえることはできませんでした。
販売管理センター 19℃ 10:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.1℃ 10:30現在
さて、今朝家の近くでカタツムリに遭遇しました。
9月にカタツムリなんて珍しいですね。
カタツムリは、生物学上の分類によると、「腹足鋼(ふくそくこう)」という軟体動物です。
読んで字のごとく腹面が幅広い足となって這い歩く生き物で、アワビやサザエもこれにあたります。
「カタツムリ」とは陸に生息する巻貝の総称になり、正式には「陸貝」に分類されます。
背中に背負った殻と体は別物ではなく、殻は体の器官のひとつであり、中には内臓もあるのだそうです。
頭部には大小2対の触覚があり、大きいほうの触覚の先端に目がついています。
頭部下面には口があって、口内の上には顎板が、口底にはおろし金状の歯舌があり、この歯舌でエサを削り取って食べます。
カタツムリは雑食性で、草花や野菜はもちろん、キノコや苔、コンクリートまでもエサにしているのだとか。
というのも、カタツムリの殻は炭酸カルシウムでできているため、殻のためにカルシウムを摂らなければならず、
塀などのコンクリートを舐めに集まってくるようです。
画像のカタツムリもそれでコンクリートの路面にいたのですね。
また、カタツムリは夜行性で、寒さや乾燥に弱いため、活発に活動する夏以外の時期はあまり活動的ではありません。
そして、雄や雌の性別がない雌雄同体のため、繁殖期には個体同士でそれぞれの精子を渡し合い、受精・産卵するのだとか。
カタツムリの種類は、日本国内だけで700~800種類もいるんだそうですよ。
カタツムリの寿命は3~5年と言われています。
寒くなると積もった落ち葉などの暖かいところに潜り込み、殻の入口に粘液でフタをして冬眠するようです。
このカタツムリも、たくさん食べて、もうすぐ冬眠に入るのでしょうね。
併せて、我が家の植物もご紹介しますね。
黄色のホトトギスが咲き出しました。
葉が病気で茶色くなっていますが、花が咲いてよかったです。
そして、
アカンサス ”モリス”
キツネノマゴ科の多年草です。
常緑植物なのですが、寒冷地ということで秋になると葉が黄色くなり凍みてしまいますので、葉はすべて刈り取ります。
大型になることもあって、葉の量が大量で、重く大変なのです。
ここ数年全然花をつけないので、掘り返してしまって、他の植物を植えようかと思っていたのですが、
今年はひとつだけ花をつけました。
普通は花茎が高く伸びてくるものなですが、我が家のはかろうじて葉から少し茎が出ているのみです。
寒冷地では難しいのかもしれませんね。
さて来年はどうしましょうか(笑)
近隣では、
通勤途上でシオンが見頃になっています。
シオンも宿根アスターと呼ばれる仲間のひとつです。
ジュウゴヤソウとも呼ばれ、十五夜の頃咲くということで名付けられたようです。
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