四季の森ニュース
ツタウルシの紅葉
- 更新日2020年10月04日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は、出勤しようと家を出た途端雨が降り出しました。
地面が濡れた程度で止み、曇りになっています。
適度な湿り気を帯びた紅葉がとても美しく見える本日です。
販売管理センター 19℃ 14:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.5℃ 14:30現在
今朝の八ヶ岳
雨が降っていたので少し霞んでいます。
ソバも実ってきています
深山地区環境保全林も少しずつ色づいてきました。
さて、昨日の四季の森ニュースでも画像をアップしましたが、
別荘地内や近隣の森ではツタウルシが綺麗に色づいてきました。
ツタウルシは、ウルシ科ウルシ属の落葉蔓性本木です。
日本をはじめ、中国や朝鮮半島やサハリンが原産地となっています。
名前のように、ツルに気根を出し、他の樹木の幹を這い上がり、日の当たる場所で枝を広げます。
葉は鮮やかな茜色や黄色に色づき、冬の前に落葉しますが、
ツルは残ったままなので、葉が落ちると木に絡みついた姿が観察できます。
こちらのツタウルシは葉を大きく広げています。絡みついたツルも見られますね。
紅葉が美しいツタウルシなのですが、かぶれには注意が必要です。
樹液にかぶれ成分を含み、その威力はウルシ属の中で最強と言われています。
敏感な方は触れずに近づいただけでかぶれるという場合もあるようなので、
山や森ではツタウルシには近づかないようにして下さい。
ツタウルシの樹液は、ヤマウルシなどのような樹脂塗料にはならないようですが、葉は染料剤として利用できるようです。
この時期だけの「森の赤い円柱」をお楽しみ下さい。
見頃になっている木もありますが、まだこれから色づく木もたくさんあります。
ツタウルシは鉢巻道路沿いで撮影しましたが、他の樹木も色づいてきました。
そして、センター周辺の様子です。
立場林道
しらかば平村道から立場林道方面を撮影
センターから学林方面の鉢巻道路
午後になり雨がパラパラと降ってきましたが、激しくは降っていません。
今日のセンター
シラカバとナナカマド