四季の森ニュース
黄葉と紅葉
- 更新日2020年10月12日
- カテゴリ四季の森だより
朝は一時的に晴れたものの、その後雲が広がり午前中は陽射しは少なめでしたが、
午後になり天気は回復してきました。
朝もそれほど冷え込まず、過ごしやすい陽気の本日です。
販売管理センター 23℃ 14:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.1℃ 14:50現在
今朝の八ヶ岳
通勤時間帯には既に雲が広がりつつありました。
西山は少し雲海が出ていました。
畑は牧草の緑色が鮮やかです。
遠くでは農家の方々がブロッコリーを収穫をしていました。
さて、台風でサクラの赤い葉はだいぶ落ちてしまっただろうと思いながら出勤したのですが、
葉が落ちてしまった木もありましたが、まだ赤く美しい紅葉が楽しめます。
別荘地内では黄色く色づいた木も増え、紅葉と黄葉のコントラストが美しくなってきました。
しらかば平
もともと葉の中には黄色の色素(カロチノイド)と緑色の色素(クロロフィル)があります。
緑色の色素は光合成の主役で、日射しの強い夏に光合成が盛んに行われ、植物が成長するための栄養分が作られます。
秋になり日射しが弱くなってくると、光合成で作られる栄養分から得られるエネルギーよりも
葉を維持するために消費されるエネルギーのほうが大きくなるため、落葉の準備を始めますが、
緑色の色素は不要になるため、分解され消滅してしまいます。
そうすると、もともと葉に含まれていた黄色の色素が目立つようになるため「黄葉」となるわけです。
黄色の色素が少ない葉は白っぽくなります。
黄色の葉が美しいですね。
植物の中には、緑色の色素を分解しつつ、葉の中にもともと含まれていない赤い色素(アントシアニン)をつくる植物があります。
緑色の色素が分解される一方で、赤色の色素が作られるため「紅葉」となるのですね。
なぜ赤い色素が作られるのかはいまだに解明されていないようです。
眩しいくらいの赤ですね。
ちなみに、黄色の色素と同程度に赤色の色素が作られると橙色の葉になるのだそうです。
橙色もステキですね。
この季節にしか見られない、葉の色の違いをお楽しみ下さい。
今日のセンター