四季の森ニュース
寒さも小休止
- 更新日2020年11月14日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は冷え込みもそれほどではなく、穏やかに晴れています。
ここ数日は日中は小春日和で、寒さも小休止といった感じです。
こけもも平の今朝の最低気温は、7時10分 -1.0度でした。
今朝の八ヶ岳
今日も八ヶ岳ブルーの空と山々が美しいです。
今朝の富士山
販売管理センター 12℃ 14:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 10.9℃ 13:50現在
今日は西山に雲海が発生していました。
富士見パノラマリゾートでは、この早朝の雲海を楽しんでもらおうと週末の早朝に雲海ゴンドラを運行していますが、
運行は明日が最終日となります。
明日は雲海が発生するのかはビミョーなところですが、
雲海が発生すれば、八ヶ岳方面から昇ってくる太陽の光で輝く雲海と、雲に浮かぶ富士山が鑑賞できるようです。
もし雲海が発生しなくても、朝焼けの山々の姿も感動的でしょうね。
ゴンドラの運行は、朝5時30分(チケット販売は5時20分)からです。
富士見パノラマリゾート雲海ゴンドラ → こちら
立沢大規模水田地帯では、
ブルーベリー畑が紅葉していました。こちらの畑はだいぶ遅い紅葉です。
ブルーベリー畑と雲海
田んぼには稲わらのロールが
牛の飼料用でしょうか
ビニールで包まれ、少しずつ数が増えてきました。
さて、暦は11月21日頃まで立冬なのですが、
冬が始まる頃で、木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、寒いところでは初雪の知らせが聞こえ、
真冬の寒さに備え、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。
木枯らしは、晩秋から初冬に吹く風で、冬の季節風の走りの現象です。
気象庁では、木枯らしが最初に吹いた日を、「木枯らし1号」として情報を発表していますが、
発表は、島しょ部を除く東京都と近畿地方のみ。
これは、天気に関する問い合わせが多い東京と大阪に気象庁が天気相談所を設置しており、
そこで調査をしたという経緯によるのですが、「春一番」の情報と比較すると、防災上の意味合いが弱いため、
全国での発表はされないのだそうです。
今年の木枯らし1号は、近畿地方で10月23日、東京で11月4日に吹きました。
東京では、昨年、一昨年と発表されていないので、3年ぶりとなったようです。
また、日本には古くから「こたつ開き」という行事があります。
江戸時代、「こたつ開き」は亥の月亥の刻(亥の子の日)とされていました。
これには陰陽五行説が関わっています。
陰陽思想は、すべてのものを「陰」と「陽」の二つに分類しますが、亥は陰に当たります。
また五行思想は、万物が「木」「火」「土」「金」「水」の五種類の元素からなると考えられ、
亥は「水」に当たります。
このことから亥は火を制御し火事を防ぐと考えられていました。
昔はこたつに火のついた炭を利用するのが一般的で、火事の原因になることが多かったため
こうした縁起を担いで、亥の月亥の刻とされてきたんですね。
ちなみに亥の月は旧暦の10月のことで、現在では11月がそれに当たります。
今年の亥の子の日は11月4日に終わってしまいましたが、
こたつを出していけない日というのは特にないようです。
我が家のミセバヤです。
やっと色づいたのですが、花は既に枯れてしまい残念です。
近隣の草もみじ
林の中のモミジはまだ綺麗に色づいていました
そして、センター横のからまつの小径散策路の現在の様子です。
木々の葉が落ちてとても見通しがよくなりました。
散策路には枯れ葉が積もり、歩くとカサカサとした音が心地良いです。
カラマツもかろうじて葉が残っています。
今日のセンター
八ヶ岳ブルーの空とシラカバ
※四季の森だよりは数日お休みいたします。次回の更新は20日(金)の予定です。