四季の森ニュース
冬至
- 更新日2020年12月21日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は寒さの度合いが違いました。
事務所の清掃で、濡れタオルでホール出入口のドアを拭きましたら、瞬く間に凍りついてしまい、
汚れを拭き取るどころではありませんでした。
家で干した洗濯物も一瞬で凍ってパリッとしていました。
こけもも平の今朝の最低気温 -10.5℃ 5:50観測
午前3時には氷点下11.1度を観測しています。今季の最低気温ですね。
こけもも平の観測地点では、8時の時点でもまだ氷点下9.1度でした。
今朝の八ヶ岳
雲は少し残っていましたが、山頂が見えていました。
今朝は風もなく寒気の流れ込みもなかったため雪雲はありませんでしたが、放射冷却で冷え込みが厳しくなりました。
その代わり、周辺の山々が美しいです。
阿弥陀岳のアップ 真っ白ですね
今朝の甲斐駒ヶ岳
今朝の富士山
今朝は北アルプスも顔を出していました
今日は西から冬型の気圧配置が緩み、強い寒気も北上していくとの事です。
日本海側の大雪も峠を越えたでしょうか。
さて今日は冬至ですね。
冬至は昼の長さが一年で最も短くなる日ですが、
日の出の時刻が最も遅く、日の入りの時刻が最も早い日ではないんですね。
最も日の出が遅くなる時期は冬至が過ぎた後で、最も日の入りが早くなる時期は冬至の前にやってきます。
国立天文台の暦計算室で、四季の森に一番近いと思われる「甲府」のデータを調べましたところ、
最も日の出が遅くなるのは、1月3日~1月11日の間で6時56分、
最も日の入りが早くなるのは、12月2日~12月9日で16時32分だということです。
冬至の日は、日の出時刻は少しずつ遅くなっているものの、日の入り時刻が徐々に長くなっているんですね。
日の出入のズレはあるものの、冬至は昼の長さが一番短いというのは間違いないようです。
冬至は「日短きこと至る(きわまる)」という意味で、中国ではこの日から新年の始まる日とされ、
一陽来復とも言われます。
「一陽来復」は、中国の「易経」に出てくる言葉で、中国の昔の暦では10月はすべて陰の気で覆われ、
11月になると陽の気が復活し、冬至を境に長くなっていくとされていました。
そのため、新しい年が来るという意味の他に、悪い事が続いた後に幸運に向かうという意味も
込められているため、冬至の日に神社仏閣などで「一陽来復」のお守り札を配布するところもあるようです。
今日は更に、柚子湯で邪気を払い、「運(ん)」のつく食べ物を食して体を温め
益々運気をアップしていきましょう。
かぼちゃの別名「南瓜(なんきん)」のいとこ煮
にんじん、れんこんなど「ん」が2つもつく「運盛り」と呼ばれる縁起のよい食べ物です。
今朝のまるやち湖
今朝の冷え込みで氷も厚みを増していることでしょう。
販売管理センター 3℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -1.8℃ 15:00現在
管理センターは今日はプラスの気温になりましたが、こけもも平は真冬日のままでした。
こけもも平の本日の最高気温は、氷点下0.4度(13時50分)観測です。
明朝は何度まで冷え込むでしょうか。 日中は今日より気温が上がるようです。
今日のセンター
森林軌道
薪ストーブで癒されます