四季の森ニュース
暦の上は春
- 更新日2021年02月04日
- カテゴリ四季の森だより
今日の四季の森は雲が広がっています。
朝は少し日差しもあったのですが、どんどん雲が広がりお昼前頃は雪もチラチラしていました。
ただ、曇りは一時的で天気は昼過ぎから回復してくるようです。
そして、今朝も冷え込みが厳しく、風も強く吹いているので非常に寒い午前中でした。
こけもも平の今朝の最低気温 -9.1℃ 6:20観測
今朝の八ヶ岳
富士見パノラマスキー場方面
南アルプス方面
今日の富士山は薄っすらと見えているだけでした。
さて、昨日は立春、暦の上では春が始まりました。
立春は二十四節季の最初の節季になり、次の節季「雨水」の前日までの期間も指します。
また立春は、単に春の始まりということだけではなく、四季の節目のひとつとして重要な日とされていました。
季節の節目は、立春、立夏、立秋、立冬の4つあり、「四立(しりゅう)」とも呼ばれ、
この四立の日から各季節の準備を始めるのが良いとされていました。
まだ四季の森周辺は雪も多く、春の気配を感じることができない時期ではあるのですが、
昨日、山梨方面へ出向いたところ、もう梅の花が咲いていました。
春の足音もそこまで来ています。
梅の花(イメージ)
春という言葉には、暖かいといったイメージを持ってしまいがちですが、
「春」という言葉そのものの意味は、寒さの底から徐々に暖かくなっていく時期、ということなのだそうです。
これから少しずつ暖かさを感じることができるということですね。
さて、今日も蓼科へ出向いたのですが、
蓼科には寒いこの時期に大きくなるものがあります。
2つの氷柱
ビーナスライン沿いにある「小斉の湯」で、毎年作っている氷の芸術作品です。
太陽光が当たる日中は青白く輝き、夜は照明の光で幻想的な造形が浮かび上がります。
湧き水を引き、噴き上げて作っているのだそうです。
5mは越えていると思いますが、寒さが続くようならもっと大きくなるかもしれません。
見頃は2月末までということです。
そして、氷柱とくれば、氷瀑ですね。
横谷峡の乙女滝はどうなっているのか気になって、立ち寄ってみました。
それほど氷はありませんでした。
1月後半から暖かい日もあったりしたので、融けてしまったんでしょうね。
小さな氷瀑
乙女滝に降りる階段にも雪はありません
横谷温泉旅館入口の巨岩
横谷峡の遊歩道にはまだ雪が残っているようです。
八ヶ岳 11:30撮影
朝の時点では、午前中の内から天気が回復するとの予報だったのですが、八ヶ岳だけでなく周辺も雲に覆われていました。
販売管理センター 0.5℃ 13:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -3.5℃ 13:20現在
こけもも平は今日も真冬日です。
13時頃から青空が見え、日射しも出てきたのですが、風が非常に強く、
雲が、西から八ヶ岳方面に向かってすごい早さで流れています。
現在、諏訪地方には強風注意報が出されています。空気が乾燥していますので、
火の元などどうぞご注意下さい。
今日のセンター