四季の森ニュース
啓蟄
- 更新日2021年03月05日
- カテゴリ四季の森だより
今日は暖かい朝だったのですが、日差しが少くそれほど暖かく感じませんでした。
午前中は薄日が差し、青空も見えていた四季の森ですが、11時頃から風が強くなり、雲が一気に広がりました。
ただ14時現在、曇ってはいるものの雨は降っていません。
こけもも平の今朝の最低気温 -1.4℃ 6:00観測
今朝の八ヶ岳
富士見パノラマスキー場方面
かなり低い雲がかかっていました
さて、今日は二十四節季の3番目の節季となる「啓蟄」です。
啓蟄の啓の文字は「開く、動作、行動」、蟄の文字は「虫などがが土中に隠れ閉じこもる」ということを指す漢字です。
つまり「冬眠していた虫が地表へと出てくる」というのが「啓蟄」で、3月5日から3月19日の期間にもなっています。
啓蟄に行われる行事は特にないのですが、「菰外し」が行われたりします。
「菰外し」は、秋に松や杉の幹の地上2mほどの高さに、藁でできた菰(こも)を巻きつけ、啓蟄の時期に外すものです。
すると、菰の中で越冬していたマツカレハの幼虫(マツケムシ)が併せて駆除できるということなんです。
一見、防寒対策で幹を菰で覆っているように見えるのですが、実は害虫対策だったんですね。
ところが近年、マツケムシは菰に集まらず、マツケムシの天敵となるクモやニサシガメが集まっていることがわかったようで、
菰を外して焼くと、マツカレハにとってはかえって好都合になってしまい、害虫の駆除には逆効果だといわれています。
ただ、今でも昔ながらの風習として菰外しを行っているところはあるようです。
「啓蟄」の時期には、東大寺の「お水取り」も行われます。
四季の森周辺では、暦通りではないのですが、
別荘地内の雪も徐々に少なくなり、プラスの気温も多くなって、春を少し感じられる季節になってきました。
今朝のまるやち湖
湖の氷も解けてきました
そして、カルガモたちも戻って来ましたよ
今日の別荘地内から見る山々です。
しらかば平(V・W地区)からの阿弥陀岳
しらかば平(P区画)からの蓼科山
鉢巻道路からの天狗岳
こけもも平(1・3区画)からの阿弥陀岳
道路の雪も融けてきました。こけもも平の日影はまだ凍結していますが、徐々に雪解けが進んでいくと思います。
さて、樅の木荘に隣接する「樅の木桜公園」内には、
大型テントが設置されました。
これは観光客向けの宿泊施設なのですが、
内部には冷蔵庫や電気ストーブなどの電化製品のほか、カーペットやクッション、エアマットなどが用意され、
新しいキャンピングスタイル「グランピング」の施設として、ゴールデンウィーク前頃から運用されるそうです。
暖かくなったらこんな施設に泊まるのも楽しそうですね。
四季の森周辺は雨が降り始めています。
21時頃まで降り続くようなのですが、雪になるでしょうか。
販売管理センター 8℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 3.2℃ 15:00現在
今日のセンター 12:00頃撮影
サルオガセ(こけもも平で撮影)