四季の森ニュース
ヒヨドリ
- 更新日2021年03月21日
- カテゴリ四季の森だより
3月21日(日)
朝から雨が降っている四季の森です。
午前中は、時々雨脚が強まる時間帯もあったものの、シトシト降る程度で、
八ヶ岳も見ることができるような、明るい空模様でした。
こけもも平の今朝の最低気温 4.3℃ 4:00観測
昨晩から朝にかけてはこけもも平でも氷点下にならず、暖かな朝を迎えています。
今朝は、標高1000m付近から濃い霧が発生していました。
富士見パノラマスキー場方面を撮影しています
樅の湯辺りから霧も晴れました。
まるやち湖
くっきりではないものの八ヶ岳も見えていました。
太陽も薄っすら見えています(センターで撮影)
さて、センターに設置したバードフィーダーですが、
他の鳥も来てほしいと、1週間ほど前から柑橘類を置いて様子を見ていました。
ヒマワリの種目当てのカワラヒワやシジュウカラは、柑橘類には全く興味はないようでしたので、
バードフィーダー横の地面に棒を立て、それに柑橘類を刺しておいたのですが、
数日間は何の気配もなく、そろそろ柑橘類を撤収しようかと思案していたところ、
2日程前から反応がありました(笑)
ヒヨドリが来ていました。
カワラヒワやシジュウカラと比べるとずいぶん大きいです。
ヒヨドリは、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥で、体調は27㎝程で全体が灰色の色調に見えます。
名前の由来は「ヒーヨ、ヒーヨ」という鳴き声からと言われています。
日本では全国に広く分布している身近な鳥ですが、世界的に見ると、朝鮮半島や台湾などの限られた地域にしか生息していません。
食性は雑食で、昆虫や果実、花の蜜が好物なのだそうです。
果実好きということだったので、果肉が乾いてしまった「せとか」を置いてみたんです。
美味しそうに食べてますね。
せとかを半分にカットし、1つは枝に差し、もう1つを石垣の上の地面に置いたのですが、
ヒヨドリが食べているうちに下へ落ちてしまい、石垣の途中で食べています。
いくら乾いていたとはいえ柑橘の王様「せとか」ですから、そりゃ美味しいですよね(笑)
ほぼ完食でしょうか
バードフィーダーのヒマワリの種には目もくれません
かつては、10月頃渡来し、4月頃渡り去る冬鳥だったヒヨドリですが、
今では留鳥として1年中見られるようになりました。
源平の一ノ谷の戦いで、源義経が平家の軍勢を追い落とした深い山あいを「ひよどり越え」というのは、
その地域が、春と秋にヒヨドリの渡りの場所になっていたことからだそうです。
シジュウカラも林の中に来ていました
さて、今日は雨降りの四季の森ですが、
別荘地内の様子をご覧下さい。だんだん春らしい風景になってきています。
からまつ平
からまつ平
しらかば平 こんなに阿弥陀岳が大きく見えます
しらかば平で一番多く雪が残っている場所です
こけもも平 右側(冬)左側(春)そんな感じですね
こけもも平入口付近 急に霧が発生しました
共用道路
車両が走行する路面に雪は残っていません。
どうぞ安心してご来荘下さい。
お昼頃から低い雲が垂れこめて周辺は暗くなり、強くなったり弱くなったりしながら雨は降り続いています。
販売管理センター 14℃ 14:45現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 11.3℃ 14:40現在
雨は18時頃には止み、明日は晴れの予報です。
今日のセンター
しらかば平でマヒワの群れを見つけました
見づらいので、クリックで拡大してご覧ください