四季の森ニュース
サンシュユ
- 更新日2021年03月24日
- カテゴリ四季の森だより
3月24日(水)
今日は雲ひとつない快晴の四季の森です。
朝はそれほど冷え込まず、風も少なく気温が上昇してきています。
こけもも平の今朝の最低気温 -0.6℃ 6:00観測
今朝の八ヶ岳
立沢大規模水田地帯では、稲を植える前の準備「田起こし」が行われた水田も見られました
今朝の富士山
少し裾野に薄い雲が出ていて、幻想的です
北アルプスも見えました
さて、昨日は茅野市にある諏訪中央病院に出向く用事がありましたので、
すぐ近くの茅野市運動公園へ立ち寄ってみました。
桜はまだでしたが、
サンシュユが見頃になっていました。
満開です
サンシュユは、ミズキ科の落葉小高木です。
中国や朝鮮半島が原産で、日本へは江戸享保時代に薬用として渡来したと言われていますが、
現在は薬用としてより観賞用で、春を告げる花木のひとつとして庭木や公園樹として親しまれ、
黄金色の花を枝いっぱいに咲かせるため、春黄金花(ハルコガネバナ)という別名も持っています。
サンシュユの名前は、中国名の「山茱萸」を音読みしたものですが、「茱萸」はグミのことで、
その名の通り、グミに似た楕円形で光沢のある果実をつけますが、10月頃には真っ赤に熟すので、
その様子から「アキサンゴ」とも呼ばれます。
その赤く熟した実から種を取り除き、乾燥させたものが「山茱萸」と呼ばれる生薬になるそうで、
これを果実酒にしたものが古くから滋養強壮や疲労回復の民間薬として利用されているということです。
公園内でも黄金色の花が遠くからも目立っていました。
公園内からは八ヶ岳をバックにした病院が一望できます。
昨日も今日と同じようにすっきりとした晴れになっていましたので、美しい風景が撮影できました。
そして、今朝のまるやち湖の様子です。
おだやかな園内でした
カルガモたちは隊列を組んで泳いでいます
岸辺では逆さまになってエサを採取中
そして別荘地内では、
ミズバショウが咲き始めていました(しらかば平)
うつむいて咲いていたので、スタッフが下から見上げるように撮影しました
芽を出したばかりのもあります
阿弥陀岳
しらかば平V・W地区からは、山々が美しく見られました
峰の松目 硫黄岳 横岳 阿弥陀岳
今日は朝から夕方まで雲一つなく気持ちのよい空が広がり、気温も桜の花が咲くような時期の陽気で
外に出ても寒くありません。
センター 17℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 12.0℃ 15:30現在
こけもも平の観測地点では、最高気温が13.5度まで上がりました。
センター付近は西日が当ってとても暖かくなっています。
今日バードフィーダーに来ていた鳥たち
カワラヒワ
シジュウカラ
今日のセンター
カラマツの少し上に月が出ていました
センター横の石垣付近の雪も残りわずか