四季の森ニュース

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ホオノキの花

5月29日(土)

今日は朝から風が強く吹いていて、雲も多めに広がっていました。

気温も朝から温かく、晴れの時間帯もあるのですが、雲が多いので日差し少なく過ごしやすい陽気です。

 

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今朝の八ヶ岳            立沢地区の高台の公園から撮影

立沢地区からは八ヶ岳が見えていたのですが、

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原村(まるやち湖)からは八ヶ岳は雲に隠れていました

 

 

さて、周辺の森の中では、

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ホオノキの花が咲いています

 

ホオノキは、モクレン科モクレン属の落葉高木で、大きなものは高さが30mにもなるものもあるそうです。

花は15㎝以上あり、枝端に上向きに花を咲かせます。

花が咲くと芳香が周辺に漂うようになるということなのですが、

今朝撮影した場所では香りはほとんどありませんでした。

今朝は風が強かったので、私がいたのが風上だったかもしれないですね。

ホオノキの花は、1億年前に現れた広葉樹の原始の姿を残していると言われています。

多くの広葉樹が花粉を虫に運んでもらうのに対し、

強烈な香りと食料としての花粉で虫をひきつけるのが、初期の広葉樹の姿だとされています。

 

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左 花が終わったところ    真ん中 これから咲き始めます    右 まだ固いツボミ

 

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森の中では、大きな花ですがそれほど目立ちません。

この木の場合は、目線の高さに花が咲いていたので気が付きましたが、

花が上向きに咲くため、高い位置に花を咲かせていると気づかないことが多いです。

 

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この木も背が高く、赤松やカラマツと同じような高さになっていました

 

昔からホオノキの葉は、干したものを束にして店などに売られていました。

お店では砂糖や魚などを売る際に、包んで売っていました。今のビニール袋のような役割ですね。

東北地方の一部などでは、ご飯を包んだホオノキの葉を捨てずに腰に挟んで田植えをすると、

神聖な葉の霊力と薬効により、腰が痛くならないと信じられていたそうです。

そして、長雨が止むことを祈願する際には、ホオノキの葉に餅を包んで供えていました。

それはホオノキの葉は水をはじく性質があるからということのようです。

飛騨地方や木曽地方の名物「朴葉餅」や「朴葉味噌」など、現在でも使われていますね。

 

ホオノキは果実も面白い姿をしているようなので、是非果実も撮影してみたいです。

 

 

 

別荘地内では、アキグミが見頃になっています。

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センター敷地内のアキグミ

かなり大きな木になっています。

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近隣では、マタタビの葉が白くなってきました。

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マタタビの花   まだ開花はしていませんでした

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マタタビの葉が白くなるのは、受粉のため虫を誘っていると言われています。

 

 

 

今朝の通勤途上、

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モズを見つけました(ピンボケですみません)

 

 

今日は、晴れたり曇ったり目まぐるしく天気が変わりました。

日本の周辺には低気圧があるので、その影響でしょうか。

 

 

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今日のセンター

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