四季の森ニュース
オトコヨウゾメ
- 更新日2021年06月16日
- カテゴリ四季の森だより
今日は曇っていますが、薄日も差していて、部分的には青空も見えるところもあります。
ですが風が強めに吹いていて、天候が急変しそうな感じです。
梅雨に入り雷雨の日が増えていますので、停電などご注意下さい。
今朝の八ヶ岳方面
立沢大規模水田地帯は、低い雲に覆われ、霧も漂っていました。
入笠山方面
まるやち湖まで上がってきますと、
雲が広がっていて八ヶ岳は見えませんが、
青空が見えていました。
さて、6月16日は「和菓子の日」だそうです。
平安時代に仁明天皇が神のお告げにより6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えて
疫病除け、健康招福を祈願し、元号をめでたいという意味がある「嘉祥(かしょう)」に改元した
ということに由来しているそうです。
災難を逃れ、健康招福を願う行事は明治まで盛んに行われていましたが、次第に廃れていきました。
そこで「嘉祥の日」を復活させようと全国和菓子協会が6月16日を「和菓子の日」として
記念日に登録しました。
水ようかん
女性に人気があると言われているお団子は、縄文時代から食べられていて、
当時はクヌギやドングリなどを食べる際、これらの実にはアクがあるため
すり潰して水にさらしてアクを抜き、団子状にして食べられていたのだとか。
また、男性に人気があると言われているようかんは、現代のようかんとは似ても似つかないものでした。
羊羹の文字が表す通り、羹というのは熱い吸い物の事らしいのですが、羊肉が入った汁物のことでしたが、
羊肉が口に合わなかった日本人は、肉の代わりに小豆や小麦粉を入れるようになり、
次第に中身だけ取り出し蒸して食べるようになったのが蒸しようかんの始まりとされています。
江戸時代に入り寒天が作られるようになると練ようかんも作られるようになっていきました。
中国から伝わった羊肉の汁物とは別物になった羊羹ですが、名前は引き継がれているんですね。
四季の森周辺の話題というわけではなかったのですが、
面白い内容でしたので「和菓子の日」に併せて紹介させていただきました。
原村ペンションビレッジ内でこんな花を見つけました。
6月10日撮影
昨年も撮影したような気がするのですが、名前がわからないまま1年過ごしておりました。
ここにきて、やっと「オトコヨウゾメ」という木だということが判ったんです。
1年がかりでとてもスッキリした気分です(笑)。
オトコヨウゾメは、スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、
東アジアでは日本だけに見られる固有種なのだそうです。
名前とは裏腹に、ウメのような可愛らしい花が魅力的ですね。
秋には赤い実をつけ葉も紅葉して美しくなるようです。
名前の由来ですが、ヨウゾメは莢迷と書きますが、ガマズミのことを指しています。
そして植物にオトコと付くのは、用を成さないという意味があるそうで(笑)、
ガマズミは染料となるのに対し、オトコヨウゾメは染料に使えないため
オトコという言葉がついたというのが一説。
他にも、酸っぱくて実が食べられないからオトコが付いたという説もあるようです。
どの木か覚えていたら、秋の紅葉も撮影してみたいです。
今日であった通勤途上、周辺の花々です。
ナツロウバイ
サツキ
ユキノシタ
エゴノキ
マツムシソウ
赤花のマツムシソウ
今朝、センター横の林にはシジュウカラが来ていました。
ピンボケですみません
今日も15時過ぎから雨が降り出しました。
雷雨になったり、雹が降ったりしないといいのですが。
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