四季の森ニュース

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七夕

今日は、朝から雨が降り出し午後まで続くと思われたのですが、

次第に天気は回復し、お昼前頃から青空が見えて日も出るようになりました。

 

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今朝の八ヶ岳

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入笠山方面

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富士山

朝、雨が降っている割には、富士山まで見えていました。

 

 

さて、今日は七夕ですね。

日本には古くから季節の節目を祝う習慣がありました。

江戸時代には、重要な年中行事として年に5日の式日(祝日)を幕府が制定しました。

これが五節句で、1月7日の「人日」、3月3日の「上巳」、5月5日の「端午」、

7月7日の「七夕」、9月9日の「重陽」になります。

 

七夕の由来は、もともと日本にあった「棚機(たなばた)」という年中行事と、

中国から伝わってきた「乞巧奠(きこうでん)」、そして「織姫と彦星の伝説」が合わさり、

現在のような形になったと考えられています。

天の川の西岸に住む機織りの名手織姫と、東岸に住む牛使い彦星は、

織姫の父親である天帝の引き合わせで夫婦になります。

ところが、結婚して二人は自分の仕事を休むようになってしまったため、

怒った天帝が、天の川で二人を離れ離れにし、

年に1度、七夕の夜だけ再会することが許された、という七夕伝説は中国で生まれたもので、

織姫は「織女(しゅくじょ)」、彦星は「牽牛(けんぎゅう)」と呼ばれています。

琴座の織女(ベガ)は裁縫を、鷲座の牽牛(アルタイル)は農業をつかさどる星と考えられており、

この2つの星が天の川をはさんで光り輝いているように見えることから、

七夕伝説が生まれたのだそうです。

 

また、日本の「棚機(たなばた)」は、主に農村部で盛んに行われていました。

これは禊(みそぎ)の行事で、稲の開花時期に村の若い女性が

川などの清らかな水辺にある機小屋にこもり、

棚機(たなばた)という織り機で機を織り、神様に供えて

豊作を祈ったり、穢れを払ったりするものでした。

この行事は7月7日の節句に行われていたため、

七夕を「たなばた」と読むようになったのは、これが由来だとされています。

 

さらに、中国の「乞巧奠(きこうでん)」というのは、織姫にゆかりのある行事です。

「乞」は「願う」、「巧」は「巧に上達する」、「奠」は「まつる」という意味があるそうで、

庭先の祭壇に針や五色の糸を供えて、機織りや裁縫の上達を祈りました。

やがて芸事や書道などの習い事全般の上達を願う行事になっていきました。

日本にも平安時代に中国から伝わり、宮中行事に取り入れられ、

神聖な木とされていた梶(かじ)の葉に和歌を書きお祀りしていたそうです。

これが短冊に願い事を書くように変化していったようです。

 

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梅雨前線が停滞しているので、今晩は残念ながら天の川は見えないところが多いと思いますが、

空を見上げて願い事でもしてみましょうか。

 

 

通勤途上で見つけた花々です。

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黄色いカラー

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キミガヨラン

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アキレア

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シャラノキ

森林軌道見学者駐車場で見頃になっています

 

夕方になり雲が広がってきましたが、まだ雨は降っていません。

不安定な天候が続いています。皆様どうぞ体調管理はお気をつけ下さい。

 

     販売管理センター          24℃ 17:00現在

     こけもも平(標高1500m)観測データ 20℃ 17:00現在

 

今日は管理センターの画像はお休みです。

 

 

 

 

 

 

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