四季の森ニュース

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梅雨明けのアナベル街道

今朝はまだ雲が多く広がっていましたが、徐々に天気は回復し

晴れて日差しがあるので、午後はぐんぐん気温が上がっています。

そよそよと風邪が吹いているのですが、生暖かく涼しい感じがありません。

 

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今朝の八ヶ岳方面

朝は霧がかっていて周辺の山々は霧の中

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入笠山方面

西側から天気は回復してきました

 

 

さて、村道原村ペンション線のアナベル街道ですが、見頃になってきました。

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既に茶色に変色した花も見られますが、まだ白くなる前の緑色花もたくさんあるので、

しばらくは見頃が続きます。

お散歩などお楽しみ下さい。

雨で、地面に頭をつけている花もありますが、今年はそれほど激しい雨がなかったので、

今年は上を向いている花が多いと思われます。

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原村ペンション下バス停から原村ペンション上バス停まで800mにわたりアナベルが植えられています。

他にも、

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原村ペンションビレッジ内のロータリーの花壇や、

川沿いの遊歩道、オープンガーデンのお庭などで見られます。

 

アナベルは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木のひとつの品種です。

アメリカ原産の野生種「ワイルドホワイトハイドランジア」を原種に、園芸用に品種改良されたものです。

和名では「アメリカノリノキ」と呼ばれることもあります。

 

実はアジサイは日本が原産の植物です。

日本の在来種は、「ガクアジサイ」「ヤマアジサイ」と呼ばれるもので、

現在、一般的にアジサイと呼ばれる品種は逆輸入された西洋アジサイになるんですね。

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ガクアジサイ

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ヤマアジサイ

 

和名のアジサイは、「藍色が集まったもの」を意味する

「集真藍(あづさい)」が変化したと言われています。

また、アジサイの学名は「ハイドランジア」ですが、ギリシャ語の「ハイドロ」(水)と、

アンジェイオン(器)を組み合わせ、「水の器」を意味しています。

アジサイが根から非常によく水を吸うからとか、

果実の形が水がめの形に似ていいるからなどの諸説があるようですが、

いずれにしても、水とのつながりのあるアジサイならではの学名ですね。

 

日本古来の植物であるにもかかわらず、万葉集に詠まれているアジサイの歌は2首のみ。

ウメやハギは人気があり100を超える歌が詠まれているようなのですが、

アジサイはあまり人気がなかったようです。

こうしたアジサイに美しさを見出したのは、西洋の人々でした。

西洋にアジサイを伝えたのは、江戸時代に来日していたドイツ人の医師シーボルト。

彼の書著「日本植物誌」でもアジサイを紹介しています。

こうして西洋に渡ったアジサイは、「東洋のバラ」ともてはやされ、各地で品種改良が行われ、

やがて西洋アジサイ(ハイドランジア)として逆輸入されることになりました。

 

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風情ある日本のアジサイ、存在感抜群の華やかな西洋アジサイ、どちらも周辺で見頃になっていますので、

お楽しみ下さい。

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アナベル

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ヤマアジサイ”紅” 

 

 

さて、八ヶ岳自然文化園のまるやち湖ですが、

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湖岸の土手の芝刈りが行われ、ネジバナもミミナグサもすっかりなくなってしまいました。

今日もネジバナが咲いていれば撮影しようと思っていたのですが・・・残念です。

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クサレダマも咲き始めました。

 

本日、関東甲信地方は梅雨明けとなりましたね。

今日は久しぶりに雨の心配なく過ごせました。

センターのタオル類の洗濯物もカラカラに乾いて気持ちがいいです。

 

     販売管理センター           28℃ 15:00現在

     こけもも平(標高1500m)観測データ 23.3℃ 15:00現在

 

 

これから、晴れの日が続くようです。

晴れると高温になりますので、休憩や水分補給など心がけてお過ごし下さい。

 

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今日のセンター

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まぶしい青空

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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