四季の森ニュース

四季の森ニュース

ヤマハギ

昨晩は満月と土星の大接近は見られましたか?

私の住まいの辺りは雲が広がり、残念ながら月も土星も見ることができませんでした。

 

今日は朝から気温が高めでムシムシとしていました。

午前中は、青空も見えていたものの曇りがちでしたが、

15時頃から太陽が強く照りつけるようになっています。

暑いです。

 

P1120957.JPG

今朝の八ヶ岳

P1120958.JPG

入笠山方面

こちらも山頂には雲がありました

 

さて、近隣ではヤマハギが咲き始めています。

P1120899.JPG

ハギは漢字で「萩」と書き、秋という文字が入りますので

秋をイメージする植物ですが、夏から咲き始めるんですね。

ハギは、マメ科ハギ属に分類される植物全体の総称です。

秋の七草のひとつでもあるので草なのかと思いきや、実は樹木になります。

原産地は北アメリカや東アジアで、

日本のほぼ全域に分布し、ニワミグサ(庭見草)、ノモリグサ(野守草)、ハツミグサ(初見草)など

多くの別名があります。

日本では古くから親しまれてきた植物で、万葉集で最も多く詠まれている花なのだそうです。

P1120901.JPG

毎年古い株の根元から芽が出ることから、生え芽(はえき)と呼ばれ、

それが変化して「ハギ」になったのが名前の由来だと言われています。

 

山火事のあとでは、ハギがいち早く芽を出しますが、

樹高が低い樹木のため他の木にすぐに追い抜かれてしまいます。

その代わりなのか、大量の種子を地表に落とし、

そのハギの種子は非常に固く、簡単に発芽することなく地中でじっと待ちます。

何年もこうして地中に種子を貯め込み、いざ山火事が起きると、

地中に眠っていた種子に熱が伝わり、ハギが芽を出す引き金になるのだそうです。

実際、80~100度のお湯に浸すと発芽が促進されるという実験結果もあるようです。

 

P1120895.JPG

ヤマハギは花期が長いので、満開の時期がはっきりしないまま花が散ります。

花が散って積もる様子は、「零(こぼ)れハギ」と呼ばれ、俳句の季語にもなっています。

散りこぼれるハギまで愛でるというのは日本人ならではですね。

 

ヤマハギの近くには、

P1120884.JPG

タケニグサが大きくなっていました。

雑草なのですが、背が高くなる植物なので存在感がありますね。

海外では園芸植物として庭園などに植えられているそうです。

P1120886.JPG

葉も独特ですが、花も面白い姿です。

P1120885.JPG

 

 

さて、センター横の散策路「からまつの小径」のウバユリですが、

P1120973.JPG

開花していました。

P1120972.JPG

 

一番つぼみが多くついている株は、

P1120974.JPG

あともう少しです。

P1120982.JPG

ヨツバヒヨドリとモンシロチョウ

P1120966.JPG

ヨツバヒヨドリとヒョウモンチョウ

P1120975.JPG

別の場所でオニノヤガラを見つけました。

P1120979.JPG

ヌスビトハギがもう咲いていました

 

 

夕立がなさそうな本日、西日が当たるセンターは気温が上がっています。

 

     販売管理センター           31℃ 16:20現在

     こけもも平(標高1500m)観測データ 23.9℃ 16:20現在

 

こけもも平は涼しいですね。

 

P1120983.JPG

今日のセンター

P1120985.JPG

センター入口横の鉢植えのコノテガシワの実

 

rss

CONTACT

TEL.0120-753-880

お問い合わせ
資料請求

  • 八ヶ岳中央高原
    四季の森販売管理センター
  • 【営業時間】 9:00~17:00