四季の森ニュース
ザクロの花
- 更新日2021年08月03日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲が広がり、場所によっては雨が降ったところもあったようです。
風が非常に強く吹いていて、雲がすごい勢いで移動していました。
今朝の八ヶ岳
山頂は雲がかかっていましたが、青空も見え始めています
入笠山方面
西側の山側地域は雨が降ったようです。
立沢大規模水田地帯のヒマワリ畑
ヒマワリは満開を過ぎて、花首が下を向いてきました。
さて、通勤途上では、
鮮やかなオレンジ色のザクロの花が咲いています。 ※撮影は一昨日です
ツバキに似ていますね。
ザクロは、西南アジアを原産とするミソハギ科ザクロ属の落葉小高木です。
シルクロードを経て中国経由で平安時代に薬用として日本に渡来したと言われています。
原産地や欧米などでは果樹として栽培が盛んですが、
日本では主に観賞用として庭木や盆栽として利用され、鏡を磨くのに使われていたこともあるようです。
左上に写っているのが実になります
ザクロの実は栄養価が高く、疲労回復効果、生活習慣病の予防、
骨を丈夫にする効果があるとされています。
真っ赤に売れた実は、鳥や虫などの好物です。
また、実には種が多いことから、ギリシャ・ローマ時代には「豊穣のシンボル」と呼ばれていました。
伝説では、お釈迦様が子供を食う鬼神(可梨帝母)にザクロの実を与え、
人肉を食べないよう約束させ、それ以降、鬼神は鬼子母神として子育ての神になったと言われています。
こうしたことから、ザクロは血の味がするなどという迷信も生まれたのだとか。
ザクロの実の本当の味ですが、
庭木の実を食べた経験のある方は、酸っぱいというご記憶だと思いますが、
海外から輸入された果樹は甘味が強く、ほんのり酸味が加わるそうです。
可愛いツボミ
花が終わると実ができます
たくさんの男性の中に、女性がたった一人いることを「紅一点」と言いますが、
その語源は、中国の詩人王安石の「柘榴詩」だそうで、
一面緑の草原の中に一輪だけ咲いている赤いザクロの花を詩いあげたものだということです。
今度は実も撮影してみたいです。
今朝のまるやち湖です。
八ヶ岳は雲がかかっているものの、空は澄んでいました。
原村第2ペンションビレッジの遊歩道
木陰が涼しそうですね。
そして、今日の別荘地内の様子です。
しらかば平
ヤナギラン
蓼科山は山頂が隠れていました
鉢巻道路から望む天狗岳
こけもも平
阿弥陀岳は少し雲がかかっていました
茅野市街地方面(こけもも平)
ヤマハギ
まだユウスゲも咲いていました(からまつ平)
午後になり少し雲が広がったものの、雨は降りませんでした。
風は吹いていたのですが、湿度が高く、蒸し暑い午後でした。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.2℃ 15:00現在
今日のセンター
からまつの小径のウバユリ
花が終わりました