四季の森ニュース
オミナエシ
- 更新日2021年08月08日
- カテゴリ四季の森だより
台風10号の影響で、昨晩から今朝にかけて雨が降りました。
ただ、畑を潤すほどではなかったようで、
通勤途上のセロリ畑はでは朝の水やりが行われていました。
風もそれほど強くなく、四季の森周辺はほとんど影響はなさそうです。
朝は湿度は高いものの気温が低く、連日の猛暑から解放され少しホッとします。
今朝の立沢大橋と八ヶ岳
トウモロコシ畑と入笠山方面
さて、昨日8月7日は立秋でしたね。
暦の上ではもう秋の始まりで、「暑中」から「残暑」となります。
1年で最も暑い頃ですが、徐々に日も短く、うろこ雲や刷毛で掃いたような雲も見られるようになり、
夕暮れにはヒグラシが鳴き、夜には虫の声も聞かれるようになってきました。
四季の森にいますと、そろそろ秋かなと感じる頃ですね。
周辺では、秋の七草のひとつにも数えられるオミナエシが咲いています。
オミナエシはオミナエシ科オミナエシ属の多年生植物で、
日本では古くから親しまれていますが、中国や東シベリアなどに広く分布しています。
根を乾燥させて煎じたものは生薬となり、「敗醤(はいしょう)」とも言われ、
解熱や解毒作用があるそうです。
黄色い小さな花が頂部にまとまって咲くのが特徴です。
茎まで黄色くなるので全体が黄色く輝いて見えますね。
オミナエシは漢字で「女郎花」と書きますが、近縁種に「男郎花(おとこえし)」という白花があり、
オミナエシよりひと回り大きい花姿をしており、これに対比して、女性らしい印象なので
「女郎花(おみなえし)」と名付けられたというのが名前の由来の一説です。
もうひとつ、面白い名前の由来ですが、
白いご飯のことを「男飯(おとこめし)」と言っていたことに対し、
女性は黄色い粟のご飯を食べていたので、粟飯は「女飯(おみなめし)」と呼ばれていました。
その黄色い粟飯がオミナエシの花と似ていることから、
「女飯(おみなめし)」が転じてオミナエシになったと考えられているようです。
オミナエシのことを、「オミナメシ」や「アワバナ」と呼んでいる地域もあるのだとか。
この時期に咲くので、お盆の花という印象があるオミナエシです。
さて、原村商工会のテイクアウトマップが配布されましたので、
ご来荘時の情報としてご利用下さい。
クリックで拡大します。
さて、昨日は鳥の撮影に成功しました。
でも何故か後ろ姿です。
ヒヨドリ からまつ平にて撮影
見返り美人?
ジョウビタキ 原村ペンションビレッジ内にて撮影
真後ろからの姿も珍しいのでは(笑)
ウロコのような羽が見られるので、幼鳥だと思います。
ジョウビタキは本来冬鳥なのですが、
山梨県から長野県にかけての八ヶ岳周辺では、繁殖が確認され、
留鳥になっているようです。
天気は回復して、昼前頃から晴れ間も出てきました。
午後は湿度が高いので蒸し暑くなっています。
販売管理センター 27℃ 14:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.7℃ 14:00現在
東京2020オリンピックも今日が最終日。
トラブルや心配事もありましたが、なんとか終わりそうですね。
17日に渡り行われていた競技が今日で終わってしまうのが残念です。
明日からどう過ごしましょうか(笑)
今日のセンター
ハナトラノオ 原村ペンションビレッジ内ロータリー花壇にて撮影