四季の森ニュース
原村郷土館
- 更新日2021年08月10日
- カテゴリ四季の森だより
台風9号から変わった温帯低気圧の影響で、昨日は雨が降りました。
強く風が吹いた時間帯もあったのですが、台風というほどではなく、
四季の森周辺では、被害は発生しておりません。
午前中は低気圧の影響が残り曇っていましたが、午後からは回復してきました。
今朝の八ヶ岳
まだ雲が広がっていて、八ヶ岳は雨が降っていたかもしれません。
入笠山方面
富士山
山頂には「かいまき笠」または「積笠」と呼ばれるような笠雲が見られます。
さて、8月8日のニュースでご紹介したオミナエシですが、原村郷土館でも見頃になっています。
原村郷土館は、樅の木荘の裏手に位置していますが、
江戸の終わり頃か明治の初めに建てられた原村中新田区の伊藤米之助氏宅を移築した建物です。
間取りもこの地域では一般的な作りになっており、
平成18年に、昭和30年代前半の農村の生活の様子を再現しようと、
台所や井戸の復元、食器棚の修復や、敷地内の環境の復元などが行われました。
隣接する民族資料展示室には、明治以降から昭和30年代初めまで農家の収入源として
盛んに行われてきた養蚕に関する用具を中心に展示されています。
また、藁打ち小屋は原村柏木地区から移築されたもので、
稲わらを使った草履や縄などのわら製品を作っていた当時が復元されています。
また、敷地内には土蔵もありますが、これは原村役場で昔書庫として使っていたもので、
「まてのくら」と呼ばれています。
原村郷土館・まてのくらは期間限定の開館ですが、現在は開館中で、
8月31日まで、「華やかな布アート~つるし飾りと押絵~」の展示が行われています。
また、9月26日(日)までの開館期間中には、裂織り体験ができるほか、
8月30日(月)の「ちりめん細工deブローチ作り」の参加者を現在募集中です。
下記チラシをご参考になさって下さい。
原村郷土館の敷地には、
キキョウ
ハギ
コバギボウシ
シモツケ
オミナエシなど、
日本の昔ながらの植物を楽しむことができます。
農閑期に作られるわら細工は、わらにょう(画像右側)のわらが使われました
月曜日が休館になりますが(月曜日が祭日の場合は火曜日が休館)、
閉館中でも敷地内には入ることができ、縁側で休憩もできるそうです。
センター横の「からまつの小径」では、
ノアザミ
イヌゴマ
イケマ
ヒヨドリバナ
ゲンノショウコ
ヌスビトハギ
タカトウダイなどが見られます
ノアザミで吸蜜中のジャノメチョウ
午後は、湿度が高いので蒸し暑くなりましたが、
雲が出ていたので、気温はそれほど上がりませんでした。
販売管理センター 26℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.5℃ 16:00現在
今日のセンター
センター駐車場の道路側の土手にウバユリを発見しました。
花は3つだけですが、これから咲きます。