四季の森ニュース
ナツズイセン
- 更新日2021年08月24日
- カテゴリ四季の森だより
今日も朝から雲が多く、湿度も高くなっています。
なかなかスッキリした天気にはなりませんが、
午前中はにわか雨などはありませんでした。
今朝の八ヶ岳
あちこちの畑でソバの花が咲き始めています。
入笠山方面
こちらもソバ畑を入れて撮影してみました。見頃はもう少し先ですね。
水田では、いよいよ稲の穂が垂れてきています。
長雨で農作物の成長も心配になりましたが、大丈夫そうですね。
さて、周辺ではナツズイセンが見頃になっています。
富士見町立沢地区内で撮影
ナツズイセンは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。
淡いピンク色で、どことなく透けるようにも見える花が印象的ですね。
花期に葉がない姿から「ハダカユリ」という別名もあるナツズイセンですが、
花の後に出る葉がスイセンに似ているので名付けられたようです。
原産国は中国で、古くに渡来した帰化植物だと考えられています。
漢名は「鹿葱(ろくそう)」といい、鱗茎部は毒なのですが、一方で生薬にもなるようです。
英名は「マジックリリー」というそうで、葉もないところから突然花茎が出て、
大きな花を咲かせる様が、手品のようだということなのかもしれませんね。
ヒガンバナ属の独特の妖しい雰囲気があるためか、
江戸時代頃までは、縁起が悪いとか気味が悪いと、アジサイやケイトウなどとともに、
あまり取り上げられることがない花でしたが、
近代になると、個性的な魅力として捉えられるようになっています。
ヒガンバナ同様、毒を持っている植物として、ネズミなどに穴を掘られたりしないように
田畑の土手やお墓などに植えられていることが多いです。
そろそろ終盤のようですね。
周辺で見掛けた晩夏の花々です。
ナンバンハコベ
キツリフネ
ツリフネソウ
ヨウシュヤマゴボウ
ツユクサ
ヒルガオ
ウドの花
今日のまるやち湖の様子です。
今日は駐車車両も少なく静かな湖でした。
八ヶ岳自然文化園では、
ミヤマママコナが見頃になってきました。
小花が可愛らしいです。
原村ペンションビレッジ側の法面に咲いています。
原村ペンションビレッジの朝市広場付近では、
ノリウツギが見頃になってきました。満開まではもう少しですね。
今日は、夜から雨の予報ですが、
午後になり、雲が空一面に広がっています。
販売管理センター 25.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.1℃ 15:00現在
今日のセンター
通勤途上に咲くオーニソガラム’サンデルシー’