四季の森ニュース
ルリタテハ
- 更新日2021年08月28日
- カテゴリ四季の森だより
今日も朝から晴れて気温が上がっています。
ジリジリと焼けつくような日差しです。
四季の森周辺は、日中の気温は上がっても朝晩が涼しいので助かりますね。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面 雲海が出ています
今朝の通勤時間帯は霞んでいて、遠くの富士山は見えませんでした。
さて、別荘地内ですが、花が満開を過ぎ、秋の花との端境期の頃なので、
チョウをあまり見かけなくなってしまいました。
そうした中、別荘地内を走行中に車めがけて飛んできたチョウがいました。
ブルーの色が目立っていたので、車を止めて撮影しました(笑)
ルリタテハのようです。
表と裏の柄が全く違いますね。
裏側だけ見ているとチョウだとは思わないかもしれません。
樹皮のように見えるので、保護色ということなのでしょうか。
ルリタテハは、タテハチョウ科に分類されるチョウです。
日本全国で見られ、平地や山地の比較的明るい雑木林などをすみかにしています。
濃藍色の翅(はね)の中をぐるっと半周するように入る瑠璃色の帯が特徴で、
これが名前の由来になっています。
チョウなのですが花の蜜は吸わず、クヌギやコナラなどの樹液や腐った果実などを食べているそうです。
なので、ルリタテハのエサ場のライバルは、カブトムシやクワガタになのだとか。
オオムラサキも樹液を吸うチョウなので、ライバルなのかもしれませんね。
動きが敏速で、危険を察知するとあっという間にいなくなってしまいます。
また、気温の変化にも強いタイプで、四季の森周辺では無理でしょうが、
冬が近づいても活動していることがあるようです。
チョウは変温動物なので、朝の気温の低い時間帯は、
地面などで羽を広げて温めていることが多いので、
観察するのはこの時間帯がおすすめです。
このチョウも、車両が温かかったから飛んできたのかもしれませんね。
ルリタテハは、こんなところにとまっていました。
幼虫も独創的な姿をしているルリタテハです。
幼虫はユリやホトトギスの仲間、サルトリイバラの葉を食草としているようなので、
来春はこれらの植物付近を観察してみたいと思います。
今日の別荘地内の様子です。
しらかば平
蓼科山D&北横岳の眺望
からまつ平
白花のムクゲ
鉢巻道路から望む天狗岳
こけもも平から望む阿弥陀岳
イタドリの花
さて、昨日掲載した木の実ですが、
今日も観察をしてみると、ミズナラの実だったようです。
時間が経つと、右側の実のようにドングリが顔を出してくるんですね。
可愛いらしいですね。
午後もジリジリした日差しは続いていますが、
夕方になり、日本海の低気圧の影響か、風が吹いて雲が広がってきました。
ただ、山は見えていますので、雨が降るような感じではありません。
販売管理センター 30℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.2℃ 15:00現在
明日もいい天気になりそうです。
今日のセンター
別荘地内ではまだカサブランカが咲いています