四季の森ニュース
台風一過
- 更新日2021年09月19日
- カテゴリ四季の森だより
今日は台風一過で晴れました。
太陽の光が眩しいです。
連休初日から台風で、心配しましたが、
何事もなく、ホッとしました。
そして、今朝は放射冷却で、肌寒くなりました。
こけもも平の観測地点では、6時台に12.2度を観測しました。
一桁台の気温になるのももうすぐです。
朝のうちはまだ雲が多く、北から南に移動していました。
雲がとれる間際といった感じです。
南アルプスは見えていましたが、富士山は雲に隠れていました。
入笠山方面
まるやち湖
八ヶ岳自然文化園から見る北アルプス
文化園の入口付近は、木々の葉が色づいて美しくなってきました。
さて、日に日に紅葉が進んできている周辺ですが、
色づきが綺麗だったり、イマイチだったり、年によって変化します。
美しい紅葉にはいつくか条件があるのですが、
1つは、秋に「晴れ」が続くことです。
イチョウなどの黄色くなる葉は、葉の中に含まれるクロロフィルという葉緑素が
秋になると働きが衰えることで、緑色の色素が消えて、
もともとあるカロテノイドという黄色の色素が表れてくるため、日照時間とはあまり関係ないのですが、
モミジなどの赤く色づく葉に影響します。
赤い色素はアントシアニンで、葉の中にあるデンプンが光合成をすることで作られるので、
日差しがないと光合成できず、赤くならないということになります。
2つめは、夜の冷え込みです。
夜に気温が高いままですと、木の活動が抑えられずに日中に作られたアントシアニンを
夜にも使ってしまうため、赤くならないのです。
そして、3つめは、適度な雨です。
雨が降らず大気が乾燥しすぎると、紅葉する前に葉は枯れてしまいます。
豪雨や台風になると、葉は落ちてしまいますが、適度が降水量が必要になるわけです。
ヤマザクラやヤマウルシなど、紅葉が始まっていますが、
モミジなどはこれから色づいてきます。
これから日照時間が増えていけば、紅葉も美しくなりそうですね。
アキノキリンソウ(八ヶ岳自然文化園)
アキノキリンソウはキク科アキノキリンソウ属の多年草です。
伝説の動物である麒麟(きりん)を連想するので、
キリンソウと名付けられたベンケイソウ科の花に似ていて、
秋に咲くことから名づけられたようです。
一枝に花をたくさん穂状につけ、その花穂の形を酒が発酵する時の泡立ちに見立てて、
アワダチソウとも呼ばれます。
アキノキリンソウは別荘地内でも見られますが、
その他別荘地内で見られる植物です。
アキノノゲシ
ノアザミ
ヤマウド
ローズヒップ
ノリウツギ
ヒョウモンチョウ
午後も晴れて爽やかです。
別荘地内はお散歩に最適な陽気になっています。
販売管理センター 26℃ 15:20現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 20.6℃ 15:20現在
火曜日までは晴天が続くようです。
晴れますと、朝の気温は低くなりますので、暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター
ドウダンツツジも場所により色づいてきました