四季の森ニュース
曼殊沙華
- 更新日2021年09月20日
- カテゴリ四季の森だより
今日も秋晴れで、日差しが眩しいです。
朝は、寒いくらいの気温になりました。
こけもも平では3時台に10.7度を観測しています。
今朝の八ヶ岳 山頂には今日も雲がかかっていました
入笠山方面
今朝は富士山が見えていました
さて、今日は敬老の日、そして彼岸入りですね。
お彼岸を待っていたかのように花を咲かせる彼岸花です。
我が家の庭の彼岸花も数日前から咲き始めました。
別荘地内でも白い彼岸花が咲いているのを毎年見かけますが、
今年はまだ咲いていないようです。
お彼岸の時期に咲くことから名づけられた花ですが、
全国各地で見られることもあり、1000以上もの別名があるとも言われています。
墓地などに植えられていることから、「死人花」とか「地獄花」、更には「幽霊花」
などという呼び方もされるようですが、
「曼殊沙華」という呼び方は、仏典に由来し、
サンスクリット語で「天界の花」という意味を持つ言葉です。
おめでたいことが起こる前に、
天から花がひらひらとふってくるような「よいことの前兆」だと言われているそうです。
また、仏教ではそれを見た者の悪行を祓うとも信じられているとか。
咲いている彼岸花には葉がありません。
葉は花が枯れた後から伸び始め、冬から春にかけて球根へ栄養を送っているのだそうです。
そして、朝の気温が下がってくると、別荘地内はきのこがにょきにょきと出てきます。
今日はあちこちできのこが顔を出していました。
ハナイグチ
きのこにはあまり詳しくないので、名前はよくわからず申し訳ありませんが、
様々なきのこが生えてきています。
今日は、別荘地内の木を撮影してみました。
センター入口のヒメバラモミ
原村の木に指定されています。
日本の固有種で、自生地は八ヶ岳や南アルプスに限られており、絶滅危惧種にもなっています。
しらかば平のカスミザクラ
まだ紅葉していません
カスミザクラと同じ敷地にあるナラ
大木です
紅葉している木もご覧ください。
こけもも平沈砂池のオオヤマザクラ
こけもも平別荘地に植えられたハウチワカエデ
からまつ平
シラカバに巻き付いたツタウルシの紅葉が始まりました
併せて、別荘地内の様子もご覧ください。
しらかば平
こけもも平
からまつ平
カラマツの葉も色づいてきました。
午前中、八ヶ岳周辺に雲が発生し、お昼前には雨が降るのではと思うほど雲が広がりましたが、
午後になって雲が少なくなり秋の日差しがたっぷり降り注ぎました。
ただ、八ヶ岳には雲がかかり続けて、時々山頂が見えるだけでした。
販売管理センター 23℃ 17:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 18.1℃ 17:00現在
夕方になると、あっという間に気温が下がりますね。
さて、明日は中秋の名月です。
8年ぶりに中秋の名月と満月が同じ日になるようです。
天気予報では、晴れとなっていますので、
秋の澄んだ空気の中、美しい満月が見られそうですね。
今日のセンター
一番左に写っているのがヒメバラモミです。
ススキ
お月見のススキには、悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められているそうです。