四季の森ニュース
神無月
- 更新日2021年10月01日
- カテゴリ四季の森だより
台風16号の影響で、昨日の夕方から雨が降ったり止んだりしていますが雨量は多くありません。
午前中は、時折霧が出て見通しが悪くなっていました。
台風の強風域に長野県も入っているため、風がやや強めに吹いていますが、
突風のような風ではありません。
ただ、日差しが全くないので、今日は寒い1日になっています。
今朝の八ヶ岳方面 雲が立ち込めています
入笠山方面も真っ白
さて、今日から10月です。早いですね。今年もあと3ヶ月だと思うとなんだか焦ってしまいますね。
10月の和名は「神無月」です。
名前の由来は諸説ありますが、一番有力説なのは皆様ご存じの通り、
出雲大社に神々が集まるため、神様が不在となる月というものです。
神々が集まるとされる出雲の国では、10月は「神有月、神在月」と呼ばれ、
出雲大社では、神在祭が行われています。
他にも、雷が鳴らない月「雷無月」や、新穀でお酒を醸す月「醸成月」からとか、
6月の「水無月(みなづき)」と同じように「無」を「の」と読むという説などがあります。
出雲大社に神様が集まると言われていますが、
すべての神様が集まるわけではありません。
一説によると、出雲に集まるのは「国津神(くにつかみ)」と呼ばれる
オオクニヌシノカミなど地上に住む神様のみで、
「天津神(あまつかみ)と呼ばれる
アマテラスオオミカミなど高天原から降臨した神様は集まることはないようです。
ですから、伊勢神宮に祀られているのはアマテラスオオミカミ(内宮)や
トヨウケノオオミカミ(外宮)という天津神なので、
伊勢神宮の神様は出雲へは行かないのだそうです。
また、全国の神様が出雲に集まるから、
神様が不在の土地を参拝するのは無意味ではないかと考えてしまいますが、
忙しくて出雲へ行けない七福神の恵比寿様や、金毘羅様、道祖神などが
留守番をしてくれるので大丈夫のようです。
神様を迎える出雲の国では、旧暦の神無月に合わせ「神迎行事」「神在行事」など、
数多くの神事が行われるそうです。
四季の森周辺の鉢巻道路沿いが美しくなってきました。
他にも、
立場林道
共用道路なども綺麗です。
八ヶ岳自然文化園付近も、
真っ赤に色づいたヤマザクラが目立ちます
今日は雨のおかげで紅葉の色がより鮮やかに見えます。
午後も霧雨のような細かな雨が続いていましたが、夕方になり雨は上がったようです。
ただ風は強く、木の枝が大きく揺れ、枯れ葉が風に舞っています。
倒木、落枝などにはご注意下さい。
販売管理センター 17℃ 17:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.3℃ 17:00現在
夜には晴れてくる予報です。
今日のセンター
昨日の幻想的な日没
もう少し時間が早ければもっと綺麗な色合いだったと思われます。