四季の森ニュース
紅葉狩り
- 更新日2021年10月29日
- カテゴリ四季の森だより
今日も朝から晴れていて、日差しが暖かく見えたのですが、
外に出てみると意外と風が冷たく、体感温度は低く感じます。
1500mのこけもも平では、6時台に氷点下1.2℃まで下がりました。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
今朝は北西側に雲が多く、北アルプスは全く見えませんでした。
立沢地区大規模水田地帯からは一部ですが虹を見ることができました
上空ではノスリなのかトビなのか、獲物を探して旋回していました
さて、四季の森の周辺はモミジの紅葉が日ごとに鮮やかになってきています。
シラカバとモミジ
色も赤やオレンジ色など様々で、どれを見ても美しいです。
紅葉はモミジだけではありませんが、昔から人々を魅了してきました。
木々が色鮮やかに変化していくのを見て、古代の人たちは草木染の染料を揉み出しす様を連想し、
「揉み出す」=「もみいづ」となり、
それがなまり「もみづ」、そして「もみぢ」となったと言われています。
万葉集にも盛んに詠まれていて、この頃から好まれていたようです。
万葉時代までの「もみぢ」は「黄葉」の当て字が多く使われていましたが、
平安時代になると、貴族は黄色よりも鮮やかに赤くなる葉を好んだため、
「紅葉」と書かれるようになっていきました。
今では、赤い色だけでなく、黄色や橙色も含めて「紅葉」と呼ばれるようになっています。
紅葉(こうよう)なのか紅葉(もみじ)なのか、同じ文字なのでちょと紛らわしいですね。
春は「花見」月は「月見」なのに、なぜ紅葉は「紅葉狩り」なのでしょう。
調べてみたところ、諸説あるようです。
まず1説には、秋は狩猟シーズンで、貴族たちが狩の後に紅葉を愛でながら宴を開いていたが、
いつしか狩りをしなくなり、紅葉を愛でる習慣だけが残ったため。
2説には、公園などではサクラの枝やモミジの枝を折ったりすることは禁止されていますが、
古い資料にはモミジの枝を持って遊ぶ姿が描かれているなど、昔は美しく色づいた枝を採っていたから。
3説には、中世になると狩猟をしない貴族があらわれ、
こうした貴族たちが、秋のイベントの狩りになぞらえ、
言葉遊びで「紅葉狩り」と言うようになった。
というような説があるそうです。
本当のところはわかりませんが、紅葉を愛でる習慣は、昔も今も変わっていないようです。
ドウダンツツジ
ミツバツツジ
モミジ
山と同じで、紅葉も美しく見えると撮影せずにはいられません(笑)
通勤時の周辺の様子です。
エコーライン沿い深山地区環境保全林
もみの湯前
村道のモミジ並木
八ヶ岳自然文化園内
八ヶ岳自然文化園入口付近
まるやち湖
朝は雲が多かったのですが、昼過ぎは雲も減って快晴になっています。
それでも風は冷たく、昨日ほどは気温は上がっていません。
販売管理センター 12℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 8.4℃ 15:00現在
この晴れは明日まで続くようです。
明朝は冷え込む予報です。水回りの凍結などご注意下さい。
今日のセンター カラマツもオレンジ色に変化してきました