四季の森ニュース
満月と月食
- 更新日2021年11月18日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は薄い雲が広がっており、日差しも弱く、
気温は昨日とそれほど変わらないのですが、とても肌寒く感じます。
10時頃からは日差しがさらに少なくなり、事務所内もちっとも温まりません。
今朝の八ヶ岳 こちら側は割とスッキリ晴れています
入笠山方面
富士山は、雲に覆われていました。
さて、夕方早くから暗くなるので、夜空を見上げることも多くなってきました。
空気も澄んで月や星が美しく見える季節ですね。
11月は、既に終わってしまったものも含め、いろいろな天体ショーが目白押しです。
「金星食」(11月8日)や、月と金星の大接近(11月8日)、
月が土星・木星に大接近(11月10日~12日)、
おうし座流星群の活動の極大(11月12日)などがありました。
そして、昨晩というのか今朝2時頃になりますが、しし座流星群の活動が極大になりました。
しし座流星群は、月明りで好条件ではなかったようですが、皆様ご覧になりましたでしょうか。
そして、明日の夜は、11月の最大の天体イベントがありますね。
明日19日の17時58分頃、月は満月を迎えます。
加えて、ほぼ皆既といってもいいような部分月食が見られるんですね。
最大時には月の97.8%が地球の影に入るそうです。
月食(イメージ)
満月は16時18分頃から欠け始め、18時02分頃に月食が最大となり19時47分頃終ります。
四季の森周辺の月の出時間は、月食が始まる時間より遅くなるため、
欠けた状態で月が昇ってきますが、
これを「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」と言うそうです。
夜も早い時間帯なので、観察しやすそうですね。
明日の夜は部分月食をご覧下さい。
ちなみに、日本で次に見られる月食は、2022年11月8日で皆既食になるそうです。
さて、11月の満月は「ビーバームーン」と呼ばれます。
アメリカの先住民ネイティブアメリカンが、ビーバーを捕らえる罠を仕掛ける時期、
またビーバーが冬を越すための巣作り始める時期であることから名付けられたそうです。
英語圏では、他にも「ホワイトムーン」「ダークムーン」「ツリームーン」などと
呼ばれることもあるようです。
あとはお天気次第ですね。期待して待ちましょう。
十三夜の月(まるやち湖)
阿弥陀岳の真上に見えます
さて、センターのホールから見える駐車場のモミジも
だいぶ葉も落ちて色あせてきました。
それでも地面に近いほうはまだ美しく輝いています。
もう数日楽しめるでしょうか
モミジの絨毯
残った葉も茶色くなっています
森の中も色味が少なくなって寂しいですね。
樅の木荘上のモミジ並木も葉がだいぶ落ちてしまいましたが
まだ赤い葉が残っている木もあり綺麗です。
午後は天気が回復し、雲もなくなり日差しも暖かです。
販売管理センター 11.5℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 6.1℃ 15:40現在
晴れているので、明日の朝も少し冷え込みそうですね。
暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター