四季の森ニュース
小雪
- 更新日2021年11月22日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は曇り空です。
青空が少し見えて、日が差したりもしたのですが、
天気は下り坂で、いつ降り出してもおかしくない空模様です。
今朝の八ヶ岳 阿弥陀岳の山頂には雲がかかっています
入笠山方面
南アルプス方面には青空が見えています
富士山方面
朝は気温が高かったのですが、日中は気温が上がらず寒い1日になりそうです。
さて、今日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。
まだ本格的な冬ではありませんが、北国からは雪の便りが届く頃ですが、
雪といってもそれほど多くないことから小雪と呼ばれるようになりました。
江戸時代の暦の解説書「暦便覧」では、
「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明しています。
冷え込むようになってきて雨が雪になって降ってくるということですね。
「小雪」は12月6日までの期間も指していますが、
この時期は昼間それほど冷えず、時には春を思わせるような
暖かな日になることもあり、このような日を「小春日和」と言います。
小春とは春のことではなく、旧暦の10月(現在の11月頃)を指しているそうです。
今日は小春日和ではなく、暦通りとなりそうです。
二十四節気をさらに3つに分けた七十二候では、
11月22日から26日までは、「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」とされています。
虹は空気中の水滴に太陽の光があたり反射してできるものなので、
日の光が弱まり空気が乾燥するこの時期は、虹の現れる条件が少なくなります。
「冬の虹」という季語もあるのですが、
この頃は虹が見えたとしてもすぐに消えてしまいます。
この言葉には儚さとかすかな希望が込められているとか。
小雪の頃になると、雨粒が夏と比べると小さくなり、
小さい雨粒からできる虹は白くぼんやりして見えることから
「白虹」とか「霧虹」などと呼ばれるそうです。
儚く消えてしまう白い虹も見てみたいですね。
センター敷地内でまだ見られる最後の紅葉です。
ドウダンツツジ
木の裏手に回ると葉は枯れていて別の木のように見えます
モミジ
モミジ
コナラ
お昼現在、雨が降り出しています。
まだ小雨ですが、夕方は風雨が強くなるようですのでお気をつけ下さい。
販売管理センター 12℃ 12:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 9.2℃ 12:00現在
明日は晴れる予報ですが、風が強く日中も気温が上がらないようです。
どうぞ暖かくしてお過ごしください。
また、今日の雨が凍結する可能性もありますので、明朝はスリップにもご注意下さい。
今日のセンター
幼木の小さなカラマツ