四季の森ニュース
一陽来復
- 更新日2021年12月21日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は晴れていたのですが、それほど冷え込んでいません。
朝は風が少し冷たかったものの、
日差しがたっぷりで、ポカポカしそうです。
気象庁のデータでは、今朝の原村の最低気温は--3.1度(5時18分)でした。
四季の森こけもも平は、朝は-2.8度(6時40分)の記録でしたが、
夜中の1時に-4.2度まで下がっています。
周辺は山に近いので雲が出たりすることが多く、最低気温の時間帯が市街地とは変わります。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
北アルプス
上の富士山や北アルプスの画像でもお分かりになると思いますが、
通勤時間はまだ太陽が低い位置にあるので、影も長くなっていますね。
さて、明日は「冬至」です。
ご存じの通り、冬至は日の出が一番遅く、日の入が一番早い日というわけではありませんが、
1年で一番日昼が短い日になります。
明日「冬至」の原村の日の出、日の入り時刻を調べてみました。
<日の出>6時54分10秒 <日の入>16時37分11秒
となり、昼の長さは9時間43分1秒です。
ちなみに、翌日の12月23日の昼の長さは、9時間43分4秒で冬至より3秒遅くなります。
わずか3秒ですが長くなっていくんですね。
一方、日の出が一番遅くなるのは1月7日6時58分20秒ですので、
夜明けが早くなるのは、もうしばらく先というとこになります。
また、日の入は12月6日が一番早く、16時32分53秒でしたので、
現在は少しずつ遅くなってきています。
日の出 日の入
冬至には「ん」がつく物を食べると「運」を呼び込めると言われています。
特に「ん」が二つ入るものは「運盛り」ということで特に縁起がいいとされていて、
主なものは下記の通りで、「冬至の七草」などとも呼ばれます。
①南京(なんきん)=カボチャ
②蓮根(れんこん)
③人参(にんじん)
④銀杏(ぎんなん)
⑤金柑(きんかん)
⑥寒天(かんてん)
⑦饂飩(うんどん、うどん)
これを食べると、幸運が2倍になるとも言われているんですね。
七種類全部食べるのはなかなか難しそうですが、
何か一つ食材として使ってみるのもいいですね。
我が家は、山梨県に近いこともあり「南瓜ほうとう」を食べる事があるのですが、
今年は小豆粥(冬至粥)にしようかと考えています。
もちろんカボチャは煮物でいただきますよ(笑)。
冬至を「一陽来復」といいますが、これは古代中国に由来する言葉で、
冬至に邪気払いで小豆粥を食べる習慣も、中国から韓国や日本に伝わったそうです。
中国最古の医学書「本草」に「小豆は鬼毒を殺し、痛みを止める」と記載されるほど、
厄除けに小豆は欠かせないものでした。
また、赤い色は魔除けの色なのだそうです。
小豆粥(イメージ)
「一陽来復」は3つの意味があります。
①冬至の日
②冬が去り春が来る
③悪い事が続いたあと、幸運に向かう
陰の状態から陽へ転じるという意味が込められているのです。
冬至を境に太陽が復活し、運気も上がっていくとされていますので、
願いを込めながら「行事食」を食べ、これからの寒い冬を乗り切っていきましょう。
柚子湯(イメージ)
柚子湯に入ると風邪をひかずに冬を過ごせると言われています
さて、周辺の雪ですが、
主要道路につていは、日陰の道路脇にはまだ雪がみられますが、走行路面にはありません。
別荘地内も雪は残っているものの、だいぶ少なくなりました。
こけもも平は、一昨日はツルツルの状態でしたが、現在は解消しています。
センター周りの様子をご覧ください。
鉢巻道路(センター前付近)
立場林道は、
12月19日 12月21日
しらかば平入口
日中もよく晴れていて、昨日よりも気温は上がっていますが、
外に出ると身体はすぐ冷えてしまうので、防寒着は必要です。
販売管理センター 8℃ 13:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 5.0℃ 13:50現在
明朝は今朝より冷え込まないようですが、日中は今日ほどは暖かくないようです。
今日のセンター
朝まで月がよく見えていました