四季の森ニュース
イカル
- 更新日2022年01月29日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雲が広がっています。
青空も見え、薄日も差すような曇りなのですが、
意外と朝は冷え込みました。
こけもも平の今朝の最低気温は、-9.6度(5時台)でした。
今朝の富士山(立沢地区大規模水田地帯)
今朝は、雲が多いものの八ヶ岳がよく見えていたので、
原保育園付近まで足をのばしてみました。
南八ヶ岳
横岳付近は少し雲がかかっています
北八ヶ岳
プラス蓼科山
車山、霧ヶ峰方面
原村保育園の周辺は畑なので、冬は静かで車両もあまり通りません。
もう少し天気がよければ最高の眺望でした。
まるやち湖
さて、出勤してセンターのバードフィーダーにエサを置いたのですが、
今日はなかなか鳥が現れず、無駄になってしまうのかと心配しながら机に向かっていると、
他のスタッフが、「いつもと違うのが来てるよ~」と知らせてくれました。
イカルとカワラヒワが来ていました。
イカルは初めて見ました。大きいですね~。
イカルは、スズメ目アトリ科の鳥です。
木の実をくちばしで回したり転がしたりするので、昔は「豆まわし」「豆ころがし」とか、
木の実を好んで食べるので「豆うまし」「豆割り」などと呼ばれていました。
ガッチリとした体と黄色いくちばしが特徴で、
顔の前側と長い尾の先が光沢のある濃い紺色をしていて、
翼の一部も同じ紺色で一部に白斑があり、光の加減で黒と青の美しいグラデーションにも見えます。
冬は何羽もの群れになることもありますが、普段は数羽~十数羽の小さな群れを作り
樹上で生活し、繁殖期になると群れの中からパートナーを見つけ、
つがいで生活するようになります。
エサを探すときも一緒に行動する仲良し夫婦なのだそうです。
画像には収められませんでしたが、もう1羽来ていたので、つがいだったかもしれません。
奈良県の斑鳩町は、かつてイカルがたくさん生息していたことが名前由来だという説がありますが、
逆に推古天皇以前の時代にイカルが群れをなしていたことから斑鳩(いかるが)という地名がついた
とも言われています。
また、法隆寺の東大門のそばにあったケヤキの大木にイカルが住んでいたとう伝説もあるそうです。
そんな馴染み深い関係から、イカルは2017年に斑鳩町の「町の鳥」になっています。
他にも、
シジュウカラ
カワラヒワなどが来ていました
精悍な顔つきのカワラヒワ
でもよく見ると口もとにはエサのカスが・・・(笑)
午前中は雲が多かったので、今日は寒い日中なのかと心配したのですが、
午後には雲がとれて八ヶ岳ブルーの青空が広がり、気温も昨日より上がっています。
販売管理センター 4℃ 14:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 0.5℃ 14:40現在 ※今日の最高気温
こけもも平もプラスの気温になりました。
明日も晴れるようですが、日中の気温は今日より低い予報です。
今日のセンター
こつこつ作業で、氷を割ってアスファルトに出して解かしています
全部の氷がなくなるのはいつになることか