四季の森ニュース
シジュウカラ
- 更新日2022年02月08日
- カテゴリ四季の森だより
今朝はどんよりした曇りでした。
そのせいか冷え込みも昨日の朝ほどはありませんでした。
こけもも平は-8度(5時)が最低気温気温でしたが、
昨晩の夜遅くが一番冷え込んで、-9.3度(22時)を記録しています。
今朝の八ヶ岳 今朝は薄日も差していませんでした
入笠山方面 うっすらと雲海が広がっています
今朝は南側に雲が多く、富士山は見えませんでしたが、
北側は晴れているようで、
北アルプスが浮かび上がって見えていました
さて、富士見町立沢地区大規模水田地帯では、
早くも「土手焼き」が始まっています。
土手の草を焼く「土手焼き」は、害虫とその卵の駆除、酸性になった土壌の中和、
腐りにくい枯草の除去、火災予防の観点から行われています。
また、枯草を焼くことで、新しく生えてくる土手草がしっかり根を張り、
土手を固めて崩れにくくしてくれるとも言われています。
編笠山には「上り鯉 下り鯉」の雪形
この雪形が出現すると、そろそろ冬も終盤で、農作業開始の目安だとされています。
八ヶ岳中央農業実践大学校
さて、今日のバードフィーダーで一番多く見かけたのは、
シジュウカラでした
シジュウカラは、スズメ目シジュウカラ科の鳥です。
スズメと同じくらいの大きさで、頬の白い斑紋とネクタイのような黒の縦線がトレードマークです。
このラインが太いとオス、細いとメスと判別できます。
そして背中の肩の部分が美しい黄緑色をしているのも特徴のひとつです。
カワラヒワとシジュウカラ
いつも、エサ台の向かいのヤブの中で待機していて、
サーっと来て、種を持つとすぐに飛び立ってしまうので、なかなかうまく撮影ができないのですが、
今日は、それほど賑やかではなかったのが幸いしたのか、
比較的長くエサ台に留まってくれました。
エサは種や木の実の他に、昆虫やクモなども食べるようです。
平安時代には「シジウカラメ」と呼ばれ、室町時代に「シジウカラ」と略されたそうです。
シジュウカラの地鳴きが、「チ・チジュクジュク」と表現され、
このさえずりから「シジウ」と表されるようになったと言われています。
「カラ」というのは、ヤマガラの「カラ」とかツバクラメ(ツバメ)の「クラ」と同じで、
鳥類を表す言葉で、「メ」というのは「群れ」とか、鳥の接尾語になります。
また、シジュウカラをはじめ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラなど
山野で見られる小鳥を「カラ類」と呼びます。
目のあたりが黒くなっているので、なかなか目が映らないのですが、
これは可愛く撮れました。
オスでしょうか
とても愛らしいシジュウカラです。
お昼頃になると、朝の雲はすっかり晴れて青空が広がりました。
そして今日は気温が上がり、こけもも平でもプラスの気温になり、
道路の雪もだいぶ緩んでいます。
販売管理センター 5.5℃ 16:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -0.4℃ 16:30現在
こけもも平の今日の最高気温は1.3度(14時20分)でした。
明後日は、南岸低気圧が通過するため四季の森周辺も大雪が予想されています。
ご来荘の際は最新の情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。
今日のセンター 13時頃撮影
秋から残ったモミジの翼果