四季の森ニュース
雛飾り
- 更新日2022年03月04日
- カテゴリ四季の森だより
今日も朝から晴れています。
今朝は少し冷え込みが厳しく、
こけもも平の観測地点は-8.8度(6時台)でした。
そのため、まだ残っている雪はガチガチに凍っていました。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面 山裾がぼんやり霞んでいます
立沢地区大規模水田地帯の雪も少なくなってきました
まるやち湖
駐車場入り口までの道路も雪が解けてきたのですが、
まるやち湖の駐車場は、タイヤ痕のままガチガチに凍って最悪な状況です。
緩んでくる時間帯までは立ち入らないほうが無難です。
北アルプス(八ヶ岳自然文化園)
四季の森別荘地側にある出口付近は、車の出入りがないので、
人が通った痕しかなく、まだ雪がたくさん残っています。
試しに踏み痕の横の雪に乗ってみたところ、人間も乗れるほどでした。
ジャンプしても沈みません(笑)
こうした現象を、新潟などでは「凍み渡り(しみわたり)」と言います。
まるやち湖の駐車場は雪が緩むまで立ち入らないほうがいいのですが、
お散歩には、凍み渡りのほうが楽しいですね。
ワンちゃんも喜びそうです。
蓼科山も少し顔をのぞかせていました。
さて、昨日は3月3日「雛祭り」でした。
「雛祭り」のルーツは古代中国から伝わった「上巳の節句」です。
昔から季節の節目などには邪気が入りやすいと考えられていたため、
邪気払いのひとつとして行われていました。
江戸時代に、幕府が年中行事として上巳の節句を含む5節句を制定すると、
女の子の成長を祈願する行事「雛祭り」として親しまれるようになりました。
富士見町図書館の雛飾り
雛人形は、平安時代の宮中の様子を表しているそうです。
一番上段は、お内裏様とお雛様ですね。
内裏というのは、天皇の住まいである御所を意味しています。
その他に、内裏に使える女官たちを表した「三人官女」、
お囃子の演奏をしている「五人囃子」、
お内裏様を警護する「随身(ずいしん)」2人(花の影になっています)
宮中で雑用する「仕庁(しちょう)」3人などです。
よく見ると、三人官女の中央の女官長は既婚者のため、眉がなかったりと、
宮中の人間模様が見て取れます。
「雛人形を早く片付けないと嫁に行き遅れる」などの言い伝えがありますが、
雛人形には、穢れを移して不幸を遠ざけるという役割もあるそうで、
厄を移した人形は早く片付けた方がいいという捉え方もあるようです。
雛人形の片付けは、「雛祭り」が済んだ翌日に片付けるのが理想なのですが、
一般的には3月中旬、遅くとも春分の頃までには仕舞ったほうがよいようです。
時間がなくて片付けが難しいという場合、ちょっとした裏ワザがあります。
それは、内裏びなを裏向きに飾ることなんです。
昔の方々は、裏向きにすることで、「お帰りになった」と解釈していたようです。
桃の花
桃の産地、山梨県笛吹市の「桃源郷春まつり」は3月19日~4月10日まで開催されます。
今日の周辺の様子です。
八ヶ岳中央農業実践大学校
阿弥陀岳(農場にて)
白く見えるのは、富士見パノラマスキー場 木曽駒ケ岳 御嶽山(農場にて)
八ヶ岳 天狗岳~編笠山(茅野市玉川付近にて)
八ヶ岳 蓼科山~天狗岳(茅野市玉川にて)
センター倉庫 まだ屋根には雪がたくさんあるのでツララは成長しそうです
センターの屋根に残るのはこの雪だけ ハート型にも見えます
午後も晴れて、穏やかな陽気で気温も上がりました。
販売管理センター 9℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 2.6℃ 15:30現在
こけもも平の今日の最高気温は4度(14時半)でした。
こけもも平でも日中はプラスの気温まで上るようになってきましたね。
明日は今日と同じような陽気ですが、明後日の日曜日は寒くなりそうです。
寒暖差が大きくなりますので、体調管理には十分お気をつけ下さい。
今日のセンター
画像の右側のところですが、屋根からの雪が落ちて積み上がっていましたが、
作業車両が入るので、重機で除雪を行いました
全部は除けませんでしたがカチカチに固まっていた山は崩れました
機械のパワーはすごいです