四季の森ニュース
清明
- 更新日2022年04月06日
- カテゴリ四季の森だより
朝は薄雲が広がり、日差しも弱かったのですが、
時間とともに天気は回復してきました。
気温も、こけもも平では1度台まで下がりましたが、
時間とともに上がって、日中は春本番の暖かさになっています。
私も今日から中綿なしのジャケットに変えました(笑)。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
北アルプス
今朝の北アルプスは深山地区環境保全林で撮影しましたが、
木々の間から蓼科山も顔を出していました。
さて昨日から、「二十四節気」の5番目の節気「清明」に変わりました。
「清明」は「清浄明潔」を略した言葉だと言われています。
すべてのものが清らかで生き生きしている、という意味ですが、
春の雨は植物を潤し、「清明風」と呼ばれる清々しい南東の風が吹いて、
草木や動物たちが動き出す頃です。
中国には「清明節」という祝日があり、ご先祖様にご加護と平安を祈る日だとされ、
家族そろって先祖の墓に足を運び、お供えをしたり、お墓の掃除をする習慣があるそうです。
お墓を清めるという意味合いから「掃墓節(そうぼせつ)」などと呼ばれることもあるようです。
日本でも、沖縄に「清明祭(シーミーまたはウシーミー)」というものがあり、
親族が墓に集まり、掃除やお供えの後にご馳走を食べるという先祖供養が行われるそうです。
また中国では、「清明」は気候がよく散歩にふさわしい時期だということで
「踏青節(とうせいせつ)」とも呼ばれるそうです。
青は青い草を指し、草を踏みながら歩くという意味になるようです。
四季の森周辺は花はこれからですが、お散歩が楽しくなる時期ですね。
さて、昨日は所用で山梨県へ出掛けたのですが、「清明」で春爛漫でした。
南アルプス市 桜が満開でした
桃の花も満開
こちらは北杜市武川町の桜です
椿も濃い色合いの桜も見事です。
北杜市武川町には国の天然記念物にもなっている「神代桜」(エドヒガンザクラ)がありますが、
今回立ち寄れなかったのですが、少し散り始めたようです。
ただ、境内にあるソメイヨシノなどの桜はこれから満開になるのでまだまだ楽しめます。
また、実相寺近くの「真原(さねはら)の桜並木」はまだ2~3分咲きとの事です。
原村からも近い山梨県ですが、こうも季節が違うものかと、いつもながら驚きます。
昨日は、長野県内の松本市や上田市などで桜が開花したようです。
そして天下一とも言われます高遠の桜も開花しました。
そろそろ諏訪地域も開花となるでしょうか。
午後も日差しが届いて暖かくなっています。
販売管理センター 19℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.1℃ 15:30現在
しばらく晴れが続くようです。嬉しいですね。
今日のセンター
からまつ平KLMゴミステーション横の林の中にシカがいました