四季の森ニュース
キセキレイ
- 更新日2022年04月08日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の夜は雨が降りましたが、今日は朝から快晴です。
ただ、春らしく遠くの山々は霞んでいました。
気温は、こけもも平の観測データによると0.2度(6時)が最低気温でしたので、
昨日の朝よりは寒くなりました。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
南アルプス方面(鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、鋸岳)
富士山、北アルプスは霞んでいて見えませんでした。
さて、昨日から事務所につながるキッチンの窓を開けているのですが、
家の中で鳴いているのかと思うほど鳥のさえずりが近くに聞こえてきたので、
外から建物裏手に回ってみました。
キセキレイのようです。
キセキレイは、スズメ目セキレイ科に属する鳥類です。
セキレイの仲間は、細身で全長20cmほどありますが尾が体の半分を占めるほどで、
その長い尾を常に上下にフリフリさせているのが特徴ですが、
中でもキセキレイは、フリフリと動かす動作が一番激しいのだそうです。
この姿から「石たたき」とか「庭たたき」などと呼ばれることもあるそうです。
他のセキレイとの見分け方は、胸から腹部にかけて鮮やかな黄色ですが、
この色が名前の由来になっています。
オス、メスともほぼ同色ですが、
違いは喉の部分で、オスは黒く、メスは白いので見分けがつきます。
画像はオスのようですね。
セキレイは身近で見られる鳥ですが、仲間には、ハクセキレイやセグロセキレイなどがいて、
概ね棲み分けているようですが、キセキレイは縄張り意識が強く、
他のセキレイを攻撃する姿も見られるようです。
繁殖期は4月から8月で、崖の窪みや枝の茂み、民家の軒下などで営巣します。
どうやらセンター裏手にいたキセキレイは、巣作りを始めていたのでしょう。
昨年も換気扇の入り口に巣がありましたので、同じ場所に決めたんですね。
センターでは換気扇はほとんど使わないので、今年も子育てを見守りたいと思います(笑)。
センターのバードフィーダーは、エサを置くのを止めたため、
なかなか近くで鳥を観察できなくなってしまったのですが、
周りの林からは鳥のさえずりが聞こえてきます。
シジュウカラ
八ヶ岳自然文化園内では、一昨日ヒレンジャクが見られたそうです。
まだまだ見たことのない鳥が身近にいるんですね。
是非とも撮影してみたいですが、ヒレンジャクは冬鳥でもうすぐ北へ帰ってしまうので、
また来年ですね。
今日は眩しいくらいの日差しが注いでいます。
澄んだ青空
月も見えていました
センターのバッコヤナギ
午後も快晴で「清明」という暦通りの本日です。
販売管理センター 20℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.4℃ 16:00現在
センターは西日が当たるので20度まで上がっていて、
今日は外に出たほうが暖かく感じます。
明日は更に気温が高くなるようです。
今日のセンター
標高900m付近のサクラ 撮影は朝なので今日開花しそうですね