四季の森ニュース
田植えシーズン
- 更新日2022年05月19日
- カテゴリ四季の森だより
昨日に引き続き、今日も朝から快晴です。
昨日は朝に薄雲が出ていましたが、今朝はほとんど雲がなく
湿度も低く「爽やか」という言葉がぴったりの陽気です。
こけもも平の今朝の最低気温 5.1℃ 5時観測
昨日の朝は2度台まで下がりましたが、今朝は少し暖かです。
それでもまだ1ケタの気温なので、朝は寒いですね。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
今朝は霞んでいて北アルプスも薄っすら、富士山は見えているようないないような状態でした。
さて、周辺の水田は、田植えシーズンに入りました。
立沢大規模水田地帯 田植えの準備中
こちらは標高1000m付近の水田で、既に田植えが終わっています。
今週末は多くの水田で田植えが行われるのではないでしょうか。
農道を走るトラックにも苗が積まれています。
今日は田植え日和です。
レタス畑
周辺では、田植えだけでなく畑に野菜苗の植え付けも盛んに行われています。
通勤途上では、早くも収穫をしている畑もありました。
しかし、この量のレタスの収穫は気が遠くなりますね。
さて、昨日はニュースを更新する時間がなく、途中まで作成して保存をしておいたはずが、
公開になっていたようです。大変失礼いたしました。
本日のニュースは昨日と今日のミックスでお届けします(笑)
さて、昨日通勤途上で見つけたのは、
満開の野生の藤です
木を覆いつくすように群生しています
山の藤は古代から日本人の暮らしに深く関わってきました。
近畿地方や中国地方では、
旧暦4月8日に山から藤を採取して高い竹竿の先に結んで軒先に立てて飾っていました。
これは「天道花」というもので、山から農業の神様をお迎えする習わしです。
また、古代から衣服の材料となる自然布にも活用されてきました。
山に自生する藤蔓の皮を剥いで糸にして布を織りあげたものは藤布(ふじふ)と呼ばれていました。
藤蔓から採れた繊維はとても丈夫で、水や塩に対しても耐性があり、衣類はもちろんですが
海藻やアワビの運搬袋に使われたり、醤油を絞る袋などにも使われていました。
藤蔓の強さは布だけにとどまらず、吊り橋が作られたり、
かつては御柱祭の引き綱にも使われていたそうです。
今でもカゴなどのツル細工の材料にもなっていますね。
ただ、こうして藤が森に群生しているのは、採取されなくなったからかもしれません。
藤が咲く森では、
ミズキも咲き始めていました。
もうそんな時期になったんですね。
八ヶ岳と深山地区環境保全林(八ヶ岳ズームライン) 本日撮影
今朝のまるやち湖
村道(原村ペンション線) サラサドウダンとアナベル
サラサドウダンの開花も間近です
別荘地内の様子です。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
ミヤマザクラ
ウワミズザクラ
満開のズミ
ベニバナイチヤクソウももうすぐ咲きそうです
フデリンドウ
ヒメツルニチニチソウ
エゾノコリンゴの大木
エゾノコリンゴ
シバザクラ
そういえば、昨日しらかば平で「柳絮」を見ました。
タンポポの種に混じって、フワフワと白い綿毛が飛んでいて
近くにヤナギの木があったので、これがそうではないかな~と。
皆様も周辺のお散歩の時には綿毛にご注目下さい。
昨日よりは気温がぐっと上がり暖かな陽気でしたが、
昼前から雲が広がってきて、16時現在曇っています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.2℃ 13:30現在 ※今日の最高気温
明日もいい天気は続いて暖かくなりそうです。
今日のセンター
シジュウカラ