四季の森ニュース
御柱祭 下社里曳き
- 更新日2022年05月15日
- カテゴリ四季の森だより
今日は晴れの予報でしたが、思いのほか雲が多く、時々薄日が差すものの、
概ね曇りといった感じです。
朝は霜注意報が出されていましたので、
気温も昨日に比べるとぐっと寒く暖房が必要なほどです。
こけもも平の今朝の最低気温は3.7度(4時)まで下がっていました。
今朝の八ヶ岳(まるやち湖)
今朝は鉢巻道路を通って出勤したため、立沢大規模水田地帯からの撮影はお休みです。
さて、昨日のニュースでお知らせするのを忘れてしまったのですが、
昨日から諏訪大社御柱祭の下社里曳きが始まっています。
春宮一の御柱から曳行が始まり、秋宮四の御柱がトリを飾ります。
春宮の4本の御柱は、昨日は御柱が置かれていた注連掛(しめかけ)から
春宮境内の建御柱をする場所までそれぞれ引き付けられ、
今日は冠落し(かんむりおとし)と3本の建御柱(たておんばしら)が行われます。
(春宮三の建御柱は16日です)
秋宮の4本の御柱は、昨日は注連掛から春宮境内を通過して下馬橋まで曳行され、
今日は、3本の柱は秋宮境内まで、秋宮四の柱は魁町までの曳行となり、
16日の最終日に4本の建御柱が行われる予定です。
下社の里曳き初日の見どころのひとつは、「ミニ木落し」と呼ばれる場所が2箇所あるところでしょうか。
1箇所は注連掛から国道へ下る坂、そしてもう1箇所は春宮境内の林の中になります。
そして2・3日目の御柱のみどころは、魁町の急カーブと春宮、秋宮の建御柱です。
御柱祭りの16日までの間は、国道を含む周辺道路に通行規制がありますので、
見学以外の場合も含め、お車の運行にはご注意下さい。
また、建御柱が行われる時間帯は、氏子以外の境内への立ち入りは規制されますのでご注意下さい。
御柱祭は、上社は抽籤で担当地区が決定され、山出し、里曳きとも同じ地区が同じ御柱を担当しますが、
下社は、取り決めで日ごとに担当地区が決まっており、
各地区は、次の御柱祭の際にも日程にそって同じ御柱を扱うことになります。
説明が難しいのですが、山出しと里曳きで担当の地区割が変り、担当する柱も変り、
さらに、里曳きにおいても初日と2・3日目では柱の担当地区が変わるという
日ごとの分担制になっているのです。
これは明治35年に行われた「御柱祭協議」で、上社・下社の曳行分担があらためて割り振られた際、
下社が各地区が平等に曳行できるよう取り入れたもので、この時から変わっていません。
こうした担当地区にもご注目いただきながら、下社里曳きをご覧ください。
さて、今朝鉢巻道路を通ってきたのは、
最後の桜となるミヤマザクラを撮影しようと思っていたからです。
アップでも撮影したのですが、風が強く枝が揺れて定まりませんでした。
ミヤマザクラは白い花が総状につき、3~10個の花がまとまって上向きに咲くのが特徴です。
原村第1ペンションビッレッジのミヤマザクラ(一番手前の木です)
雄しべが長いのも特徴です
サクラとは、バラ科サクラ亜科サクラ属に属する植物の総称ですが、
ミヤマザクラは最終盤に咲くサクラになります。
今別荘地内で咲いているウワミズザクラは、バラ科サクラ亜科まではサクラと同じなのですが、
サクラ属ではなく、ウワミズザクラ属に属しているため、
サクラとは名はついているものの、厳密にはサクラではないということになります。
でもサクラ亜科なので、1つ1つの花の様子もとてもよく似ています。
ウワミズザクラ
センターのミヤマザクラは、
まだ数輪咲き始めたばかり
ミヤマザクラが終わるとサクラの季節もいよいよ終わりになります。
可憐な初夏のサクラをお楽しみ下さい。
鉢巻道路沿いでは、レンゲツツジも咲き始めていました。
富士見高原リゾート付近ではかなり咲いている木もあり、
これから沿道が華やかなになります。
午後も薄日が差したり、曇ったりすっきりしない天気です。
じっとしていると寒いくらいなのですが、身体を動かすと汗がでるほどで、
今日は湿度が高くなっています。
販売管理センター 15.8℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 12.2℃ 14:30現在
天気はこれから一旦回復するものの、
明日はまた雲が広がる1日になりそうです。
今日のセンター
センターの屋根のてっぺんにキセキレイが (昨夕撮影です)
クリーピンタイム