四季の森ニュース

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柳絮(りゅうじょ)

今日は朝から曇っていて、日差しは全くありません。

気温も上がらず、寒い日で、日中でも暖房が必要なほどです。

こけもも平の今朝の最低気温は、4.9度(4時)でした。

 

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今朝の八ヶ岳

今日は雲が多く、立沢大規模水田地帯から山は見えないだろうと思い、富士見町乙事地区からの撮影です。

案の定、立沢からの八ヶ岳は雲にすっぽり覆われていました。

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入笠山方面(立沢地区大規模水田地帯から撮影)

富士山は中腹だけが見えている状態でした。

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今朝は北アルプスが薄っすら見えていました。

 

 

さて、深山地区環境保全林ではヤマツツジが満開になっています。

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元気が出るビタミンカラーですね。

 

 

通勤途上では、

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モッコウバラも咲き始めています。標高900m付近

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ウツギ  標高980m付近

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野生のフジとウツギ

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菜の花なども咲いています。

 

原村第2ペンションビレッジ付近では、

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ヤナギが種をつけていました。                       ※15日朝の撮影です

ヤナギはなかなか種類を判別するのが難しく、画像に写っている種類はわかりませんが、

ヤナギとは、ヤナギ科ヤナギ属の総称です。

ヤナギは花を咲かせた後に実をつけますが、画像の細かく尖って見える1つ1つが実になります。

この実が2つに裂開し、画像のように中からごまのような種の入った綿毛が出てくるのですが、

これを柳絮(りゅうじょ)と呼びます。

「柳」はヤナギのこと、「絮」は綿や綿毛のことで、

綿毛が飛び散るさまも「柳絮」といい、春の季語にもなっています。

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「柳絮の才」という言葉がありますが、女性のすぐれた文才を褒める言葉です。

中国「晋」の時代、叔父の謝安(しゃあん)の家に招かれた兄妹は、

急に降り出した雪が何に見えるのか聞かれ、

兄の謝郎(しゃろう)が「塩を空中に撒いたようだ」と答えたのに対し、

妹の謝道韞(しゃどううん)は「白い綿毛のついた柳の種が風に舞い散るのには及ばない」

と答えたところ、叔父が感心し、「柳絮の才高し」と言ったという故事に基づいた言葉なのだとか。

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これからの時期、周辺で綿毛がフワフワと飛んでいるのを見かけたら、柳絮かもしれませんね。

中国では、「柳絮」は漢詩の題材にもなるほどの春の風物詩なのですが、

実はアレルギーの元、日本の杉花粉のような厄介な存在にもなっているそうです。

日本にあるヤナギの多くは綿毛の少ない品種で、「柳絮」が目立つことは少ないようです。

 

 

今朝のまるやち湖です。

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まるやち湖に着いた頃には阿弥陀岳が見えるようになっていました。

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カルガモ

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クルミの雄花

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雌花(2020年5月撮影)

雄花の画像を見てもまだ雌花は見られませんが、

これから雌花が上向きに赤い花を咲かせます。

 

 

午後も曇りのままですが、午前中よりは明るくなってきたように感じます。

気温も上がってきましたが、日差しがないので日中も肌寒いです。

 

     販売管理センター          16.5℃ 15:30現在

     こけもも平(標高1500m)観測データ 11.9℃ 15:20現在

 

明日は午前中は曇りですが、午後から晴れてくるようです。

太陽が恋しいですね。

今晩は満月ですが、5月の満月は「フラワームーン」と呼ばれます。

天気予報を確認すると、残念ながら四季の森では見られそうにありません。

また来月の満月に期待しましょう。

 

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今日のセンター

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センターのバッコヤナギも柳絮が始まっています。

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ミヤマザクラ

 

 

 

 

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